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小川先生ブログ㉝(8月23日)

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小川先生ブログ㉝(8月23日)

ソフィアキッズ大倉山のスタッフは教育・子育てに熱心な人が多く居て、いろいろお話をさせて頂く中で学ぶ事があり愉しい時間を過ごさせて頂いています。スタッフの一員に入れて頂き有難い思いです。

この一週間を振り返り(私の出勤は2日間)学習面での会話の中から拾ってみると、
「この問題集は、・・・な良さがありますね。」
「この問題を勉強した後に、どんな問題とつなぎ合わせていったら良いでしょう。」
「演算記号をを用いた中学校受験問題を探しているんですけれど・・・」

子どもの学習を個別に見ていく中で、その子の得手不得手を把握すると共に、課題の与え方について丁寧に見定める事が出来ますね。
また、宿題や発展的な学習に展開する際、今学習している内容に即しながら問題を提示し、確実な理解の定着を図ってもらいたいと言う願いが込められていて、児童一人一人の学習に責任を持って接していく姿が読み取れます。

子どもとの関わりの中でも、
「あなたには簡単すぎる問題だね。保護者の方と相談してみるね。」
「今日の目標が終わったら休んでも良いんだよ。」
「今、先生に何と言ってドリルを渡したの。先生の目を見て、お願いしますと言うんでしょ。」
「お部屋に入る時は、何と言うんだっけ。失礼しますだよね。」

保護者の方々へ、その子の力をはっきりと本人に伝える要素も含めて、その子の能力に適したドリル・問題集の検討を促したり、家庭学習で盛り込んで欲しい内容を伝えています。

子どもの自信にも繋がる言葉添えがあり、その子なりの向上心も植え付けられて来ます。

連絡帳や保護者面談で伝える事もありますが、子ども自身が保護者の方に伝えることにより、親子の信頼関係・会話を通して発見していく要素も増えてくる事でしょう。

また、答え合わせをしてもらう時に、先生に投げかける言葉や入室の時に声を掛ける必要性を伝えていくことにより、子どもは当たり前の動作として、相手を敬い尊敬して接する気持ちや素直に表現する力も身に付けていきます。

その姿・心得・作法が身につく事から、日常の生活習慣の中に当たり前の動作として表現してくれる事でしょう。

家庭や学校で見落としてしまいそうな一面も、多くのスタッフ(3〜5人程度のスタッフですが)の目で見守る中で、見逃せないその瞬間・行動を捉えることができます。

そんな中で私等が慎重に考えていかなければならないのは、
①長時間きちんと座れない子の指導
②鉛筆の持ち方が悪い子への指導
③座り方の悪い子への指導
④おやつの食べ方への指導
⑤周りの人への心配り・状況把握の指導
などの気付きが多くあります。
 
スタッフの考えを基本としながらその子を見つめ育て、充実した生活習慣を身に付ける様に関わっていますが、学校での様子・家庭での様子を把握しつつ、状況によっては、カウンセラーの方の力も必要とする場面もあるかと思います。

その子の成長過程に関わる一人として思う・・・

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