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小川先生ブログ56(1月31日)

ブログ56

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「先生はいつまでソフィアに来れるの?」
「そうだなぁ、先生は今100歳だからなa。(笑)あと何年来れるんだろう。」
「ぼくは、塾にも行くようになるから,ずっとは来れないんだよ。
「忙しくなるんだね。会えなくなるの寂しいなぁ。君が画家になる姿や◯◯君が声優になる姿を見るまで頑張りたいよ。」(ソフィアだけのお勉強を充実させれば充分なのに!と思いつつも❗️
そんな会話をソフィアキッズ大倉山の子ども等とお話をする時期になってきました。
 2月1日には神奈川県・東京都の私立中学校の入学考査が始まり、塾の対応学年も学校の始業式前より早く一学年上がりますね。
 新型コロナウイルスの影響を受けて今年の受験傾向も変わって来たように思われますが、小学6年生には、自分の力を信じて今までの努力を活かせるように落ち着いた気持ちで対応してできる環境を作ってもらいたいです。ある私立中学校では、入学考査に向けて1月中旬から在校生の学習をオンライン授業で行なっています。在校生が感染することにより、新入生を向かい入れる入学考査が行われなくなったらたいへんなことになりますからね。各学校では試行錯誤を重ねながら受験生を迎えてくれる事でしょう。安心感と期待心を胸に校門をくぐってもらいたいと思います。
また、交通機関の選択も考えなければいけません。冷静な判断力が保護者の役割です。
 
 私立中学校や国立の小学校に進学希望する新6年生以下の児童には2月1日から3日迄には進学校が決まる様な受験校選びを今から考えて欲しいです。12歳の子の精神力・集中力を重視しつつ、本命校・抑え校・挑戦校のバランスを考え三日間の日程を如何に選んでいくか検討が必要です。特に昨年はご自分の眼で学校見学・説明会等に多くは参加出来なかったのではないかと思います。私立中学校ならどこでも良いと言う考え方ではなく、この子にあった中学校選びを基本に考えていかなければなりませんまた近隣の公立中学校の良さを判断材料の一つとしていかなければならないでしょう。
 
 ソフィアキッズ大倉山の学習時間に塾の課題をいつもより少な目にして、勉強を終えようとしている子がいたので、
「どうしたの?」
と、声を掛けると、
「今日は算数だけにする。国語は良いんだ!」
と言いながら、連絡帳を私に渡して、そっそと和室へ移動❗️
何人かの子がジグソーパズルや積み木で賑やかに遊ぶ部屋の片隅で、黙々と『塗り絵』をするその子、
《◯時◯分まで、後10分しかない・・・》
と呟きながらも、丁寧に塗り絵を完成させて、笑顔で私に、
「描けたよ。」
と、作品を私に差し出し、
「私、今週でソフィアにもう来ないんだ。」
と一言。
◯時◯分は私が退室する時間だったのです。私へのプレゼントを一生懸命描いてくれた気持ち、とても嬉しかったです。丸付けをする時も質問をしたい時にも私をからかうようにプリントを焦らしながら渡したり、「この問題言っていること全然わかんない!」と投げやりに声を掛けてきたり、この一年間のその子との学習・生活を振り返り、愉しい時間を共有して来たかと思うと寂しく・・
・・・なんとも言えない気持ちに浸りました。・・・お別れに悲しくもあり、成長していく様を見て嬉しくもあり、・・・その子のメッセージをたいせつにしていきたいと思いました。
 そして、この子の学習欲がより高まり、知識量を多く増やしていきながら、憧れとしている中学校に進学して、また新たなスタート地点に立ってもらいたいと願います。
 
 子ども等は学習を積み上げながら、心も身体も着実に成長しています。これからもその子に合った学びの中で成長していく様を保護者の皆さんと共に共有していきたい思いです。
 ・・・人と比べずに自分の心に描いた道を歩んで欲しいと願いつつ・・・
 
 

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