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小川先生ブログ51(12月27日)

小川先生ブログ51(12月27日)

2020年もあと数日となりましたね。
2月初旬にクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号での集団感染発生から、予想だにしないコロナウイルスウイルスでの恐怖に襲われ、コロナ変異種の感染確認で怯える年末となりましたが、皆さんにとってはどんな年だったのでしょう。

私の知り合いの中では、中華店を都内で経営していた仲間がお店を閉じて新しい生き方を模索していますし、リモートで学習する意味がないと感じて大学進学を諦めた若者もいます。
報道では、コロナウイルス感染者が医療従事者の懸命な対応により生命を守る事が出来たとの感謝の言葉と感染後・治療後の今も苦しみと闘っている声を耳にすると、つくづく「コロナウイルス」の脅威を強く感じます。・・・この年末年始をどう過ごすか?非常に考え深い命題ですね。・・・

三密を避けましょう!手洗い・マスク・・・と声高く国民・庶民に協力を求めている国のリーダー等が必要以上に会席を数数多している実態を耳にすると意識のズレ・感覚のズレを感じます。

私はご縁から、ソフィアキッズ大倉山に勤務させて頂くようになり、子ども等との愉しい学習時間・スタッフの先生方との教育観や生活様式のあれこれを多く語り学び得る空間があり豊かで充実した時を刻まさせて頂きました。
有意義な時間を過ごさせて頂いたことがこの一年の多いなる収穫の一つに挙げられます。

ソフィアの子ども等は、教室の本質をしっかりと掴んでいる子が多く、自ら進んで学習に取り組む子がいて頼もしく感じます。

他の子から学び合う姿もありお互いを尊重しながら学習環境を構築して行く姿は誇らしさをも感じます。
しかし、学習に飽きてしまい、学習部屋と遊び部屋を幾度となく往来する姿が見受けられたり、友だちの学習の妨げになるような行動を目にする時もあります。そんな時、周りの子に迷惑を掛けるような言動を見つけた時、どの様に声掛けをしたら良いか考えていかないといけません。些細ないたずらを見逃してしまったりすると、この程度は良いと判断して行くのが子どもの思考です。友だちの嫌がることをしている様な気配を感じたら、表情から判断して注意を促していくのが大人の役割ですね。 
見逃して良い事例か、日常的に繰り返されている事例か、その本質を正しく見極めて声掛けする意味があります。

「注意を促す」・「叱る」・「怒る」随分と意味合いが変わってきます。
「注意を促す」とは、気をつける様に呼びかけることであり、たしなめて自省させること。
「叱る」とは、相手のためを思いアドバイスをしたり注意するもの。
「怒る」とは、感情的に自分のイライラや怒りを押し付けるもの。
です。
こちら側の気持ち・相手を思う気持ちやその事例の姿によって左右されていきますが、感情が先走って声を荒げても、相手の心に響かず反省心を持たないばかりでなく、気持ちを逆立ててしまい逆効果になってしまいます。
質の違いを見極めて指導すべきタイミングを正しく判断していかないと、同じ様な事例が繰り返されていくことでしょう。
子どもを良くしたい・常識ある行動を身に付けさせたいと思うのが親御さんの想いですね。このコロナ禍の中、お子さんと共有する時間が増えています。チャンスですね。お子さんの本質を見つめ、豊かな感性を育て上げていけるようサポートしていって欲しいと願います。
お子さんの『夢の現実』に一歩でも近付き胸張って日々精進していく様(さま・姿)を追える年にしていきましょう。佳き新年を迎えましょう。

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