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ソフィアキッズブログ

小川先生ブログ64(3月28日)

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ソフィアキッズ大倉山の子ども等は、とても子どもらしく探究心旺盛な子が多くいます。そんな子ども等の気持ちを上手にコントロールしながら、学習欲を高められている保護者層が厚いこともこの学びの場の特徴でもあります。
あるお子さんは、この数ヶ月の成長に目を見張るものがあり感心しています。そっとその子の学習姿勢をのぞいてみると、ご家庭で用意された問題集に変化があったのです。お子さんと話をしてご準備されたのでしょうか、教室に入るや否や直ぐに問題集に取り組む姿が見られるようになったのです。

今までは、
教室に入るとランドセルを机上に置きっぱなしで和室に入り込み好きな読書に時間を費やすことが多かったのですが、時間の使い方も上手になり、《読書と学習のバランス》を上手に考え行動できるようになってきたのです。
 
お子さんの成長していく様を保護者の方がしっかりと見守りながら、与える教材に工夫を持たせることは、とても重要なことですね。子どもが今、どんなことに興味を持ち追求心を高めようとしているのか判断していくことが大切です。
闇雲に学習教材を与えるのではなく、お子さんが進んで取り組んでいきそうな教材を[お子さんと共に選び抜く]ことにポイントを絞っていきましょう。
4月からは学年が一つ上がりますね。子どもなりに〔お兄さん・お姉さんになっていく自分の姿〕に胸を張って頑張っていこうと意欲を高める時期でもあります。節目の時を効果的に活かしていけるようにしましょう。
低学年のうちに《思考力・構成力》を高める学習をおおいに取り入れていきましょう。小学校中学年高学年と学齢が上がるに従って、物事を多角的に見て考える力を要求されてきますね。その素地作りを低学年のうちから作り上げていくようにしましょう。一つの事象を見て直感的に判断して解決していく力は、柔軟な思考力・適切な判断力をいかに育ててきたかということに左右されます。高学年になって学んでいく(植木算)(つるかめ算)(規則性)(場合の数)(ベン図を用いた学習)等等の学習も興味を持たせながら学習に導入していくと低学年の子にも容易に考え方を身に付けさせていくことができます。
手を動かし、操作を通しながら自ら解決していく能力を低学年の頃から徹底させていくことも重視しましょう。子どもに計算問題を出すと、頭で考えて答えを出すのに無駄な時間が過ぎていく様子が見受けられます。筆算を億劫がる子が意外と多いのですね。(書く)ことを習慣化すると、そんな時間の無駄使いをする子も少なくなるでしょう。何やいずれ最低限必要な数の組み合わせも頭に焼き付けられていくことでしょう。その時を待てば良いのです。お子さんの数感覚をお使いやそろばんなどからも容易に高めていけますよ。お子さんの状態・状況を見ながら適切な方法を見出していきましょう。
 
3月は、卒業シーズンでもありますが、私もこの3月を以って、《ソフィアキッズ大倉山》を卒業することとなりました。私の考え(拙書参照)やソフィアのお子さん・保護者様の様子などを〔ブログ〕を通してお伝えしてきましたが、このブログ64が最終版となってしまいました。
表現が独特で読み取りづらい面も多々あったかと思いますが、子育てに少しでも役立てて頂ければ幸いです。
保護者様から花束と温かなメッセージ頂きました。感謝申し上げます。お元気で!

小川先生ブログ63(3月21日)

子どもと接する時に大事な要素の一つとして、『子どもの目線』に立って物事を判断していくことです。

文科省の学校保健統計から平均身長を見てみると、五歳児はおよそ110cm、六歳児はおよそ116cmとなっています。高校生にもなると157cm程になり成長はだんだん止まっていきます。あくまでも平均値ですので、170cm・180cmを超える高身長の高校生もいます。
五歳児の子の目線と高校生が同じ場所に立って景色を見た時、同じ景色を見ることが出来るでしょうか。60cm・70cmの高さの違いから生まれる景色の様子は思った以上に異なり感動の違いも勿論異なるわけです。五歳児には見えなかった景色も高校生の目線からだと容易に見えますし、景色の拡がり方も格段に違います。
五歳児と保護者等・大人の人が話をする時の様子はどうでしょう。
幼き子が大人の方に声を掛ける時、どうしても顔を上げて語り、聞き手の大人の方が下を向いて聞き入れようとする姿が生まれます。それぞれの目に映る背景が異なりますから、話しての思いが正しく聞き手の耳に届いているか見直さなくてはいけない場面もゼロではありません。
 
お子さんとお話をする際、同じ目線で語り合うことを重視して対応してみてください。思いの外、お子さんの心の声・叫びを聞くことができます。
特にお子さんが悩んだり、困った仕草をした時やちょっとした間違いをしてしまった時に、『同じ目線』に降りて話をしてあげましょう。お子さんは一生懸命に言葉を探して保護者や大人の方に思いを伝えようとしていくことでしょう。そして、過ちに対して保護者が語る言葉をしっかり心に受け止めていこうとする力が生まれてくるのです。
大人同士の話でも同じことが言えますね。座っている者と立っている者同士の会話って、何か圧迫感を覚えたり・命令口調に受け止められたり違和感を感じることが往々にしてあります。
 
「〜〜しながら〜〜」も極力避けられると良いですね。忙しくても手を休めて話を聞くようにもしてみましょう。お子さんが一生懸命に今日の出来事や感動したことなどを保護者に一生懸命に伝えようとしているのに、保護者がそっぽを向いて聞いていたり、本を読みながら聞いていたら、
〔ぼくの話聞いてくれているのかなあ?〕〔わかってくれているのかな?わたしのおもい。〕
と、疑問符が頭の中を占拠していきます。
そうすると、《ぼくの話なんか、聞いてくれないんだ!》《もう話したくないなあ!》
と、語ることに拒否反応を示すようになってきてしまいます。
 
『真剣に語る語り部』と『居るも上の空の聞き手』なんとも空虚感に襲われますね。
どうしても手が離せない状況だったら、
「ゆっくりお話を聞きたいから、ちょっと待ってて!」
と声をかけてあげましょう。
お子さんは、その声を聞いて、《ぼくの話を一生懸命聞いてくれようとする保護者がいる。》という安心感を心に持つことでしょう。
「〜〜しながら〜〜」では、良い結果がなかなか生まれません。
 
目と目を合わせながら、話をし合う関係から、信頼関係も生まれてきます。安心感も倍増され、良き相談相手・良き親子関係が構築されていきますね。

更には、表情の変化にも気付いていくことでしょう。

小川先生ブログ62(3月14日)

小川先生ブログ62(3月14日)

友だちや人とお約束しお会いする時、私は『約束10分前』を基本としています。おっちょこちょいでせっかちが故、ただでさえドジを踏んでしまうことが多々あるので、お友だちでも誰でもあれ約束をした時間に余裕を持って行動していきたいと思っています。『約束10分前』に集合場所に着いていると、気持ちの上でも余裕が生まれて、その街の様子や人の流れを追うことが出来たり、パズル(基本ナンプレ)をしながら時の流れを楽しむことが出来ています。
ソフィアキッズ大倉山の勤務日でも勤務時間より40分から50分は早目に着くようにしています。特に授業がある時は授業指導準備・構想をゆっくり練ることもできますし、スタッフ共有のファイルに目を通したり、本日の予定などを授業前に記載できて授業もスムーズに行っていくことができます。
また、子ども等は、ホワイトボードに記載されている「出席児童の席」「授業生徒と担当スタッフ名」を見て、
「先生、今なら音読聞いてもらえるね。」
「今日は◯◯本を持ってきたから、一緒にやろう!」
と、授業前の短い時間にいろいろな児童が私に声を掛けてくれて、その子等との楽しく豊かな『学習時間』が生まれるのです。
そして、他児童との授業時間が迫ってくると、
「先生。この続きは今度だね。先生に宿題を出しておこうかな。」
と、その日のスケジュールを充分に把握していて、やり切れなかった問題を宿題として出してくれたり、その子との次の『学びの時間』をしっかり確保してくれました。
存在を認めてくれる生徒さんが居て、とても嬉しく思うと共に学習意欲が湧いてくる私でもあります。
 『約束10分前』行動から多くの利点が生まれますね。皆さんも余裕を持って行動できているか確認してみてください。
『待たせるよりも待て!』人と待ち合わせをする時、お友だちや人より早く着いていようとする気持ちがあると、その方とお会いした時も《心の余裕》から逢えた喜びがますます膨らんで来ますね。
 
 《時》の諺や名言を調べてみました。
①時は得難く失い易し
②時は人を待たず
③時の花を挿頭にせよ
そして、未来とは今である・・・(マーガレット・ミード)・・・限りある時間の使い方について、多くを教えてくれていますね。
また、吉田松陰は、
「一日一字を記さば 一年にして三百六十字を得 一夜一時を怠らば 百歳の間三百六千時を失う」
と日々の努力並びに時の重要性を語っています。更に、マハトマ・ガンジーは、
「明日死ぬかのように生きよ 永遠に生きるかのように」
正に未来は今であり、明日の保証は何人ともにないのです。精一杯今を生きる。この刻(時)を意味ある刻(時)と信じて! 行動したいです。
 
・・・うまく使えば、時間はいつも十分にある・・・ゲーテ

小川先生ブログ61(3月7日)

小川先生ブログ61(3月7日)
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学習が終わり、保護者のお迎えを待つ間に、子ども等とゲームやスゴロクなどで愉しい時間を過ごす時があります。無邪気に笑い合い、ルールを確かめながら真剣に遊びに興じていると子どもとの距離があっという間に近くなり、お互いを許容する関係にもなれるような気がします。
 お勉強部屋で「勉強しなさい。」「きちんと座りなさい。」「机の上を整理しなさい。」と、彼らには耳障りな事を言う頑固爺さんも和室部屋では、「先生違うよ。」「早くサイコロ振ってよ。」と立場逆転。(笑)このような時間を通して、《注意や促し》を受け止めてくれるようになるんだろうな!と思いながらも楽しい時間を共有させてもらっています。
 子どもの遊びの姿を追っていると、器用さや巧緻性が身に付いている子どもの様子を見ると羨ましく思う場面が多くあります。
 ある子は、折り紙がとても得意で折り紙の本を見ながら覚えたと言いながら、星のような形やピラミッドのような形を作り、
「◯◯さんにあげるんだ。」
と愉しげに語ってくれました。
    色合いや全体のバランスを考えながら作り上げていく力は、構成力を育てたり、色彩感覚を豊かにしていきます。遊びの中から豊かな感性を磨いていますね。
 また、ある子は、セロハンテープで恐竜や蝶などを器用に作り上げていました。(セロハンテープは各自で用意しましょう。)設計図も見取り図も描かずに、頭に浮かんだ形状をセロハンテープ一つで作り上げていく創造性に富んだ作品は生き生きとしていて今にも飛び出していきそうな『生命を吹き込んだ』素晴らしい作品(生物)が次から次と生まれてきました。
 幼い頃に養うべき感性をしっかりと身につけている様子でとても嬉しく思いました。頭の中でどんな形を作るかイメージして、セロハンテープを巻き付けながら、凹凸を付けたり滑らかな曲線を描いていく力は今後の学習に役立たされていくことでしょう。そして静かに作成に没頭する姿は自然と集中力をも育てられていきます。
 拙書『子どもはみんな、可能性という「鍵」を持っている』の序章にも示しましたが、人間の脳が他の動物の脳と異なるのは、大脳の大きさであり、大脳の表面を覆っている大脳皮質が発達していることです。この大脳皮質の一番前に位置するのが前頭葉で、他領域の情報と結びつきながら、感情や意思をコントロールしたり、人間の知性を司る司令塔のような役割を果たしています。この前頭葉を鍛えるには脳が喜ぶ環境づくり、五感を刺激するさまざまな行動などを、今、できることから始めることなのです。
 脳を活性化させるために今日から始められることを進んで取り入れていくようにすることが重要です。ソフィアキッズ大倉山で見る子ども等は正に《脳を活性化》させる活動を進んで行っています。
◯生活の中で五感を働かせる
◯有酸素運動を続ける
◯読み聞かせ、読書に親しむ
◯趣味の時間を持つ
◯睡眠をしっかりとる
等々、ご自分・お子さんの生活リズムを見つめ直してみましょう。
 
 

小川先生ブログ60(2月28日)

小川先生ブログ60(2月28日)
 
 ソフィアキッズ大倉山の子ども等と学習していると、多くを発見することがあり、愉しい時間が流れています。今回は『工夫』について考えたり、『工夫』して学習力を高めることについて考えてみたいと思います。
 学習力を高めるためにも『工夫』してノートを使う点に気を付けさせましょう。計算にしろ文章題の解法にしろ、自分の考えを後で見直しをした時に、見易く効果的でなければなりません。
 《ノートの中央に線もしくは折り目を付けて使わせる方法があります。》折り目の左側に式を立てさせ、折り目の右側に筆算を書かせるようにします。もし誤りがあったら、《消しゴムで消させず》その下に新たに求めさせるようにします。そのような操作をすることにより、自分のつまずきに気づく場面が往々にしてあります。この積み重ねから自然と『学習力が高められる』ようになります。
 点数に目を向けるのではなく、考え方や計算手順で正しい思考力が身についているか判断していきましょう。練習問題やテストの結果を見て、保護者の多くは点数に目を向けますが、どの箇所にチェックが入ったかが重要です。
「◯◯点なの!こんな点数じゃ、△△学校に行けないわよ。」
と言う前に、
「惜しかったわね。計算ミスかな?」
「ノートの罫線を上手に使って、筆算をもう一度やってみようね。
と一言だけで良いですね。筆算をする時に位取りが正しく書かれていないと単純なミスをしてしまうことがあります。横書きのノートを縦に置いて使用すると、位取りに気を付けながら計算を進めていくことが出来ます。
これも『工夫』の一つですね。
 
「この問題は考え方が間違ってしまったのかな?ゆっくりもう一度考えてみようね。」
とお子さんに投げかけてあげることにより、
[怒られるかもしれない]恐怖が、意欲に繋がる反応に変わります。
これも正しく『工夫』の声掛け(言葉のマジック)です。
安心した気持ち・リラックスした気持ちで取り掛かることにより、発見が見られて来ます。 
 
 私立中学校入試問題では、思考力や創造力や記述力を必要とする問題が多く見受けられます。限られた時間内で試行錯誤しながら発問者に伝わる思考手順・記述表現力を瞬時に解答用紙に示していかなければなりません。処理脳力も『工夫』しながら高めていかなければいけませんね。
 
 例えば、低学年の計算問題では、計算順序を正しく行う学習は今後に重要な学習になります。
 3✖️8ー40➗5➕2✖️(6➕3)のような問題では、
 四則演算・( )を含む問題の計算手順の基本に忠実に計算を行う。
 それぞれの答えを式の下に表させる。つまり
 3✖️8ー40➗5➕2✖️(6➕3)
  24   8   2✖️9
  24   8    18   ←計算工夫18ー8=10・・・ですね。
 =34
と容易に答えを導き出させることが出来ます。
 
 式を一つにしなさいと言う問題でも、
『80円のえんぴつを9本買えるお金を持って、買い物に行きました。すると、えんぴつは10円安くなっていたので、10本買えました。お金は何円残っていますか。一つの式で表して求めなさい。』
学習し始めでは、一つの式に表すことができなくて、時間がいたずらに過ぎることがあります。
「はじめに一つ一つ求めていこう。」
と声を掛けてあげましょう。
①いくら持って買い物に行ったのか。   80✖️9=720
②えんぴつはいくらで売っていたか。   80ー10=70
③代金はいくらか。           70✖️10=700
④いくら残ったか。           720ー700=20
そして、( )を使って、一つの式に表すよう声掛けをしてあげましょう。
→→80✖️9ー(80ー10)✖️10=20
と、一つの式に表して答えを求めることがいつの間にかできるようになります。
考え方が分かっていても、一つの式に表すという条件が加わると即答できなくなりますが、丁寧に考えさせていくことにより解決することができます。
 このように求めていくことも、『工夫』の一つです。
 
「ぼくはビーズを40個持っていました。弟に12個あげ、妹に10個あげました。ぼくが持っているビーズは何個になりました。」
という問題で、
  40ー12ー10=18
と、お子さんが答えた時、丸をつけてあげた後に、
「弟と妹にあげた数を合わせるといくつになるかな。」
と、声を掛けてあげましょう。すると、
  40ー(12➕10)=18
と( )を使って一つの式に表し答えを求めていけます。ちょっとした声掛けが発展問題にも対応できる力を育てていきます
 
 いろいろな場面で『工夫』が実り多き力へと導かれます。

小川先生ブログ59(2月21日)

小川先生ブログ59(2月21日)
 
あるお子さんに関わる話をしている時に、「学校での様子はどうなんだろう?」
「ご家庭での様子はどうなんでしょうね。」
と、子どもの本質を理解していきたい思いから、多角的にその子の姿を追って行きたいという思いも生まれて来ました。他の環境の中での『個の姿』の様子や友だちや先生方との関わり方を知ることも必要なのではないかと感じました。
 
 子どもは、保護者(祖父母・ご兄弟含む)・学校・習い事と多くの大人の方々と関わり、いろいろなことを学んだり、心に感じたことを話したり発表する中で、精神的にも成長して行きます。
 『子どもの本質』を探っていくには、その子の気付きに目を向けて『その個』に関わる大人の情報交換していけるシステム作りをしていくことが必要になっているのではないでしょうか。関わる方々が集まることは現実的ではないので、少なくとも保護者が場面場面での状況に目を向けて耳を傾けていくことが必須であると言えるでしょう。その姿を受け止めながらどう対応していったら良いのか話し合いを進めていくことが求められて行きます。子どもの居場所をきちんと作ってあげながら、個の目標値がしっかり成し遂げられる様に見守っていかないといけません。
 
 コロナ禍のもとで、オンライン学習が広がって来ましたが、この学習形態は今後の学習方法に取り入れられていくことでしょう横浜市教育委員会と協定を結び学校の授業に多く取り入れられ始めている学習支援アプリ「ロイロノート・スクール」について新聞に掲載されていました。ロイロノート・スクールでは、問題解決に向けて考えたことを文字や図、写真、動画、音声で表現してそれをクラスで共有したり先生に提出したりでき、授業でもオンライン学習でも活用できるようです。
 教育分野での情報通信技術活用が加速している今だからこそ、「主体的に学ぶ子を育てる」教育技術を検討していかなければいけないとも指摘しています。画面を通しながら学習への意欲やその子の内面の姿・良さを見逃さないようにしていきたいですね。
 
 子どもは時代の変化に伴い、忙しさも増して来ています。公園で遊ぶ子ども等の姿も少なくなって行き、近隣の子どもと共有する時間が減少していく現実があります。勉強にしろ・習い事にしろ、やらされている感を持っているお子さんも大なり小なり存在します。子どもの心の声に耳を傾けていきましょう。

小川先生ブログ58(2月14日)

小川先生ブログ58(2月14日)

幼き頃から経験値を高めながら、脳力を高めていくことは必要なことです。
 ソフィアキッズ大倉山のある保護者の方は、
「今から机の前にがっつり座らせて知識量を増やすことよりも、思考力を高められていけば良いかな!と考えています。」
とおっしゃっていました。とても良いお考えですね。
まだ低学年のうちは特に思考力・感性を高めていくことに重きを置くことから学習力を自然と身に付けさせていきます。
 子どもの学習欲・学習力を如何に高めていくのか子育ての中での課題です。その子なりに学びの形はそれぞれ異なります。お子さんが今、何に興味を持ち達成感を味わおうとしているのかその子なりの姿を追いながら子育てに活かしていかなければなりません。他の子と比べるのではなく、目の前にいる我が子の『育ち・今』から対応策を練っていかなければなりませんね。保護者の『学び』です。保護者の押し付けではお子さんの心に響かず『無』の重ね合いになってしまいます。
 
 ある日、目標時間を自ら設定して学習に取り組んでいる子どもがいました。
「皆んな勉強終わったの?」
と、学習が終わり和室で愉しげに遊ぶ他の子の姿を気にはするものの、懸命に『本日の課題(本人と保護者で決めた課題)』の問題に取り組む姿はとてもしっかりとしていました。まだ低学年生ではありますが、問題解決能力も順調に育てられていて、線分図を描きながら解く姿も見られました。
 
 複雑な問題に頭を掛けている子には、具体的に分かりやすくヒントを与えてあげることが重要です。(低学年課題)
「ボールが12個入る箱があります。箱には7個のボールが入っていました。何個か使ったので新しく9個のボールを買いましたが、2個入りませんでした。ボールを何個使ったのでしょう。」
このような問題では、文の初めと終わりに気をつけさせましょう。(文の終わりから解明していく考え方は、『迷路』の解法に使えます。・・・余計なつぶやき)
①12個ボールが入る箱    ◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯◯ ◯◯
②7個のボールが入っていた  ●●●●●  ●●◯◯◯ ◯◯
と、文の初めの様子を視覚的に捉えさせます。
次に買った個数と箱の中に入れることができたボールの個数に着目させましょう。
               ●●●●● ●●◯◯◯ ◯◯
               ↓                                       ↓
 9個買って2個入らなかったので、
 9ー2=7  7個入れることができましたね。
               ●●●●● ●●◯◯◯ ◯◯
                    ●●●●● ●●
⑤上図の●が重なっている部分が、◯になっていた訳です。ですから、答えは2個となります。
⑥以上を式に表していくと、
 12−7=5
  9−2=7
  7−5=2
  と容易に答えを導き出していけます。
※何個か使った!イメージを膨らませながら考えていけば求めていくことができます式に表すことが苦手な子もこのような動作を繰り返していくことにより定着していきます。
 
 ある子は、物語文を読みながら、本文に線を引き設問の答えを導こうとしたり、わからない言葉が出て来たら、進んで国語辞典を引きながら意味を調べていく姿もあり、とても嬉しくなりました。将来、必要となる自己解決能力の素地づくりがしっかりと出来ていますね
 
 中には、答えを見ながら解答欄に書き写していたり、掛け算九九の学習が始まったばかりで苦手な段があるのでしょうか、かけ算九九表を見ながら答えを書こうとしている子に、
「自分で考えないとダメだよ。」
と、声を掛けてくれる子もいて、頼もしくも思えました。 
 今から楽を覚える癖を付けると今後の学習・生活に影響を及ぼします。時間が掛かってもゆっくり考えていくことは重要です。脳に刺激を与えてさせていきましょう。
 
 コロナ禍での中学入学考査は、かなり辛かったのでしょう。
「次は大学受験か?」
と有名私立中学校に合格をされましたが、直ぐに6年後の己の姿を見ていました。
この言葉は深いですね。もう受験はしたくない思いがあるものの将来を見据えて意思を強固にする姿が表現されています。
 今までは保護者の思いも影響されていたと思いますが、大学受験は本人の意志が全てです。これからの歩みが楽しみです。
 
 子ども等との関わりの中から学ぶべき点が多くあり、感謝の一語です。

小川先生ブログ57(2月7日)

小川先生ブログ57(2月7日)
 
神奈川県・東京都の私立中学校の入学考査もほぼ落ち着いてきたと思いますが、新型コロナウイルスの影響を受けて、学校での生活もなかなか落ち着かず入学考査対策も充分でなかった子も多くいたのではないでしょうか?お疲れ様でした。
 受験生・保護者の方々は入学考査までの過程で何を学ばられたのでしょうか
 ある保護者は、
「試験会場入り口で、娘は『楽しんでくるね!』と笑顔で言うと、振り返ることもなく会場に入って行きました。3年間、遊びたい気持ちをコントロールしながら目標に向かってきて、その間にこんなに成長したんだなあと見送りながら泣けてきました。」
と、おっしゃっていました。
 中学入学考査に向けて懸命に学習力を高めるだけではなく、精神的な面でも鍛え育つことが出来て、自立心をきちんと身につけていくことが出来たのです。親離れより、子離れのほうに若干時間差が生まれてきますね。保護者の皆さん、お子さんの成長は早いですよ。
 
 私の卒業生からも朗報が入りました。
「無事終了です。子どもの受験が無事に終わりました。第一志望校から合格を頂き、準備していたよりも早い日程で終えることができました。『今がある理由を振り返り、奢ることなくこれからも一生懸命に過ごしていこう。』といったようなことを子どもに伝えました。そして、感染や勉強の不安もあった筈ですが1月も全て小学校に登校したことはたくさん褒めてあげましたよ。」
と、
どのような状態であっても感染予防に努めつつ通学したことは素晴らしいことですね。反面、保護者としては不安要素の一つだったのではないでしょうか。
 通学途上・学校での休み時間などで感染することを考慮して自宅学習に切り替えるご家庭もあったかと思います。しかし、子どもからしてみると、普段通りの生活が安心感を高めます。友だちと一緒に遊び・語らい・学び合う環境を守りながら生活することにより、入学考査当日も安心感を高めて臨むことができるのです。入学考査は成長過程の一通過点としての捉え方です。
 
 兎も角、今年の受験生は、コロナウイルス関連で勉強体制が整わなかったり、生活環境が変わってしまい、たいへんだったと思います。まだ12歳の子が、いろいろな規制・変化に対応しつつ、自分の将来を見据えて試験に臨んでいったのです。希望通りに進学する子もいたでしょうが、思い通りの結果が得られなかった子もいます。ここがゴール地点ではなく、スタート地点に立つんだということを忘れないで欲しいです。そして、何よりたいせつなのは、中学受験で何を学び、どんな宝物を心に刻むことが出来たかが問われます。この宝物を磨き育てるのは、自分の意志です。
 
 ある日、ソフィアキッズ大倉山の保護者様とこんなお話をする機会がありました。
「最近、日記を書く習慣が身に付いて来て、語彙も増えたし、表現力も育って来たように思うんですよ。親バカですかね。・・・
と、照れながらもお子さんの成長を手放しに喜ばれる姿、とても嬉しく思いました。そして、学校でも認められた様子の一つを紹介してくださいました。
「国語でも褒めていただけることが出来、自信を持ったようなんです。」
と話は弾み、お子さんが書いた『詩』を見させて頂けました。2年生の作品です。
『ザリガニつかまえた』
 ザリガニに後ろから
 しんちょうに 近づいた
 
 すばやく ザリガニをつかんで
 シュッと かごに入れた
 
 さわったら
 ざらざらしていた
 
 えさをあげた
 食べてくれた
 
 うれしいな
 たのしいな
 
 ザリガニに近寄り捕まえようとする作者の気持ち・仕草、そしてザリガニを捕まえた時の喜びや初めてザリガニを触った時の感触をとても上手にまとめた良い作品ですね。ゆっくり味わいながら、その世界に自然と吸い込まれていきました。
 幼き頃から感性を育てていきましょう♪♪♪育て方も固有であり、育ち方も固有です。
 どのような進路を歩ませていくかは、その子なりの成長する姿を追いながら、本人の意思を重視しながら考えていきましょう。・・・素地・土台づくり・・・

小川先生ブログ56(1月31日)

ブログ56

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「先生はいつまでソフィアに来れるの?」
「そうだなぁ、先生は今100歳だからなa。(笑)あと何年来れるんだろう。」
「ぼくは、塾にも行くようになるから,ずっとは来れないんだよ。
「忙しくなるんだね。会えなくなるの寂しいなぁ。君が画家になる姿や◯◯君が声優になる姿を見るまで頑張りたいよ。」(ソフィアだけのお勉強を充実させれば充分なのに!と思いつつも❗️
そんな会話をソフィアキッズ大倉山の子ども等とお話をする時期になってきました。
 2月1日には神奈川県・東京都の私立中学校の入学考査が始まり、塾の対応学年も学校の始業式前より早く一学年上がりますね。
 新型コロナウイルスの影響を受けて今年の受験傾向も変わって来たように思われますが、小学6年生には、自分の力を信じて今までの努力を活かせるように落ち着いた気持ちで対応してできる環境を作ってもらいたいです。ある私立中学校では、入学考査に向けて1月中旬から在校生の学習をオンライン授業で行なっています。在校生が感染することにより、新入生を向かい入れる入学考査が行われなくなったらたいへんなことになりますからね。各学校では試行錯誤を重ねながら受験生を迎えてくれる事でしょう。安心感と期待心を胸に校門をくぐってもらいたいと思います。
また、交通機関の選択も考えなければいけません。冷静な判断力が保護者の役割です。
 
 私立中学校や国立の小学校に進学希望する新6年生以下の児童には2月1日から3日迄には進学校が決まる様な受験校選びを今から考えて欲しいです。12歳の子の精神力・集中力を重視しつつ、本命校・抑え校・挑戦校のバランスを考え三日間の日程を如何に選んでいくか検討が必要です。特に昨年はご自分の眼で学校見学・説明会等に多くは参加出来なかったのではないかと思います。私立中学校ならどこでも良いと言う考え方ではなく、この子にあった中学校選びを基本に考えていかなければなりませんまた近隣の公立中学校の良さを判断材料の一つとしていかなければならないでしょう。
 
 ソフィアキッズ大倉山の学習時間に塾の課題をいつもより少な目にして、勉強を終えようとしている子がいたので、
「どうしたの?」
と、声を掛けると、
「今日は算数だけにする。国語は良いんだ!」
と言いながら、連絡帳を私に渡して、そっそと和室へ移動❗️
何人かの子がジグソーパズルや積み木で賑やかに遊ぶ部屋の片隅で、黙々と『塗り絵』をするその子、
《◯時◯分まで、後10分しかない・・・》
と呟きながらも、丁寧に塗り絵を完成させて、笑顔で私に、
「描けたよ。」
と、作品を私に差し出し、
「私、今週でソフィアにもう来ないんだ。」
と一言。
◯時◯分は私が退室する時間だったのです。私へのプレゼントを一生懸命描いてくれた気持ち、とても嬉しかったです。丸付けをする時も質問をしたい時にも私をからかうようにプリントを焦らしながら渡したり、「この問題言っていること全然わかんない!」と投げやりに声を掛けてきたり、この一年間のその子との学習・生活を振り返り、愉しい時間を共有して来たかと思うと寂しく・・
・・・なんとも言えない気持ちに浸りました。・・・お別れに悲しくもあり、成長していく様を見て嬉しくもあり、・・・その子のメッセージをたいせつにしていきたいと思いました。
 そして、この子の学習欲がより高まり、知識量を多く増やしていきながら、憧れとしている中学校に進学して、また新たなスタート地点に立ってもらいたいと願います。
 
 子ども等は学習を積み上げながら、心も身体も着実に成長しています。これからもその子に合った学びの中で成長していく様を保護者の皆さんと共に共有していきたい思いです。
 ・・・人と比べずに自分の心に描いた道を歩んで欲しいと願いつつ・・・
 
 

小川先生ブログ55(1月24日)

小川先生ブログ55(1月24日)

私がソフィアキッズ大倉山に出勤する曜日はだいたい決まっているのですが、都合により別の曜日に出勤する時がたまにあります。ある日、
「あれっ?今日は◯◯曜日だっけ?」
「先生、◯◯曜日にも来ることあるんだね!」
と、私の出勤日をほぼ確認している子からの声が聞こえてきます。嬉しいことです。怪訝な顔をしている子の側に行って、今日の課題を聞いてあげた上で、音読から学習する事にしました。
 学校の宿題に音読の課題が毎日あるので、保護者の代わりに聞いてあげる事があります。
「読み方が上手だね。連絡帳あるかな。良いこといっぱい書いてあげるね。」
・・・抑揚を付けてとても丁寧に読む事が出来ました。気持ちが込められていて聞きやすく主題を捉える事が出来ました。・・・
そして、
「読み方がとっても上手だから、声優の道も考えてみたら・・・!お母さんにも伝えてみてね。」
と言うと、
「ぼくの将来決まっちゃった。・・・でも、他にもなりたい事があるんだよなぁ。サッカーの選手か野球選手か自衛隊!」
 勉強よりも遊び一義のこの子もとっても嬉しい表情で夢を語ってくれました。夢の実現に向かって、真っ直ぐ真っ直ぐ進んでいって欲しいですね。言葉の投げ掛け一つでこの子との距離も近くなったように思えます。もう少し集中力も高められると嬉しいのですが(笑)
 
ある子は、
「先生はいつから◯◯君の授業始まるの?」
「授業まで10分あるよ。」
「時間まで音読聞いて!」
「良いよ。」
と突然の登場を受け止めて私に課題を与えてくれる子もいて、楽しく豊かな時間を過ごす事ができています。その子は私のタイムスケジュールをしっかりと確認してくれているんですね。
 
 子どもとの学習で楽しく感じる事や学びが多くあります。
 一生懸命にドリルの勉強をしている子がいたので様子を見に近寄ってみると、生活科の『言葉で伝えよう!』と言う勉強をしていました。〈ねらい〉として,【手紙や電話などを使う時に気を付けなければいけない事を覚えよう。相手に気持ちが伝わるように心を込めることも大切です。】と記載されていました。問題は、以下の内容でした。
問題1,次のような時、気をつけることを一つずつ書きましょう。
 ①電話で話をするとき。
 ②手紙を書くとき。
 ③ファックスを送るとき。
と言う問題で、その子はなんと答えていたでしょう。
ちなみに正解例は、
 ①はっきりした声で、ゆっくり話すこと。
 ②ていねいにわかりやすく書くこと。
 ③おもてとうらをたしかめること。
正解例は、頷ける答えですね。(当たり前!)
では、その子はどのように答えたのでしょう。
 ①むごんでんわをしない。
 ②わるぐちをかかない。
 ③まちがえてゆびをいれない。
良い答えですよね。正解例とは違った、『正義』を基本に記しています。今の社会で必要な姿勢を家庭や学校で学んでいるのですね。詐欺や人を陥れるような行為がはびこる中、安堵する答えとも言えますね。学校の先生はどのように評価するのでしょう。
 生活科の目標には、
『具体的な活動や体験を通して身近な生活に関する見方・考え方を生かし自立し生活を豊かにしていくための習慣・能力を次のように育成することを目指す。』として、生活上必要な習慣や技能を身につける。表現する。態度を養う。とありました。
 その子は良き行いを実践していこうとする素地を身に付け表現する力を育てています。判定は◯ですね。
 課題に対しての捉え方は、十人十色です。子ども等が感じとったことを素直に表現出来ることをたいせつにしていって欲しいと思いました。
 ソフィアキッズ大倉山の子ども等との関わりや子どもの発想から得るものが多くありありがたく思っています。子ども等に感謝❣️
 
 

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