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小川先生ブログ⑯(4月26日)

小川先生ブログ⑯(4月26日)

新型コロナウイルス富山市の小学校で児童3人と二十代の担任の教諭がコロナウイルスに感染したとの報道や5月31日まで休校措置を延長すると発表した県も出てきましたが、神奈川県も東京都の判断に追随する形で厳しい判断もされていくことでしょう。
ますます子ども等の学びの場が危うい状況にありますね。そして、学力差は自ずと生まれてくることでしょう。

命を守り合うために、ゴールデンウィークをどう過ごすかが鍵でもありますが、不要不急の外出は避けてご家庭で過ごす事が重要です。 
家庭内感染のリスクが高まっていると耳にする様にもなって来ましたので、お互いの気遣いも必要になるかと思います。
体温の測定・手洗い・消毒を徹底して感染予防に努めていきましょう。

ソフィアキッズ大倉山でお預かりしている子たちは、思い思いの課題を一所懸命自らの力で取り組み力を伸ばしていますが、「音読」を毎日の様に取り入れている子がいます。

音読は[自分が声を出して読むことにより、そのエネルギーが内容理解を濃くさせて、物語や詩の世界の中にストレートに入り易い]です。家庭の中で過ごす時間が多い今、時には声を出して読む事も取り入れてください。
そして、『読み聞かせ』の時間も作って行きましょう。
ソフィアキッズ大倉山での保護者様にはお迎えの際、『読み聞かせ』を奨励する場面があります。

「読み聞かせ」の良さはいろいろありますが、
① 読む人との心理的距離が近くなり、信頼関係が強められる。
② 読む人の感情表現と重ね合わせ、話の内容をわかりやすくなる。
③ 思考力・想像力が膨らませられる。
④ 言語力向上に役立てられる。
⑤ じっくり聞く事で心理的充足、心の落ち着きが得られる。
⑥ 挿絵からも物語の背景を感じ取れますね。
⑦ 読み手(保護者)も自分が忘れていた世界観を伝えたり、呼び覚ます事ができる。
⑧ 話を聞く事自体の有効感を体感し、人の話を聞ける子が育つ。
⑨ 何より子どもが真剣に聞いてくれる。嬉しさ!を味わえる。
など挙げられますね。

聞き手(子ども)にとっても読み手(保護者)にとっても果てしないパワーや可能性が湧いてきますね。そして、親子のコミュニケーションツールになること間違いなしです。特に小さいお子さんは、読んでもらうことに喜びを持ち真剣に耳を傾けてくれますよね。
他にも多くの利点・喜びがありますので、後日お伝えしたいと思います。

今回の自粛の中で、ご家庭の中での過ごし方の一つに『読み聞かせ』を取り入れてみましょう。

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