HOME > ソフィアキッズブログ > 小川先生ブログ㉑(5月31日)

ソフィアキッズブログ

< 小川先生ブログ⑳(5月24日)  |  一覧へ戻る

小川先生ブログ㉑(5月31日)

小川先生ブログ㉑(5月31日)

2020-06-18.png

5月25日にコロナウイル緊急事態宣言を全面解除したことから,各事業者の休業要請も緩和され6月1日から学校も始まる見通しがついて来ました。

感染対策で少人数授業を行う関係から分散登校となるのはやむを得ない現状ではありますが、学習の遅れを丁寧に取れるように対応をしていって欲しいと願います。

この休業中での学習の進め方は皆異なっていた状況ですから,無理やり詰め込んだり教え込みは避けなければいけません。
時数合わせは弊害を生んでいきます。

この休業中に於ける宿題を見てみると,学校の方針・対応にかなり違いがありました。

①丁寧にプリントで毎日の課題を示す学校
②算数◯◯ページまで行うことと淡々と提示する学校
③オンライン授業をしている学校
④ビデオ化した授業内容を家庭に届ける
⑤担任から生活状態を気遣って手紙を生徒に送る
⑥臨時登校日を設けて子ども等に安心感を持たせた学校

と,児童への気遣いや学習提示に違いがあり、子どもの気持ちの落ち着きや理解度の格差は大きいのではないかと感じました。

また,説明・指導無しで新学年の教科書を進めさせていた学校では,学校再開になったらどこまで学習のフォローをしてくれるのだろうと疑問に思いました。

保護者の方や兄弟が教えてくれた子もいたとは思いますが全員ではないはずです。
夏休みも短くなることは必至ですが、夏の暑さに負けないよう学習に集中できるシステム・環境作りも丁寧に検討して欲しいと願います。
最低限学ばなければいけない要素・観点を繰り返しの学習で補っていかなければなりません。

最終学年の小学校6年生と中学校3年生を優先として放課後の補習などに多くの学習指導員を確保する方向性が出されていますが,教員の免許証制度が変わっている中で教員を確保して行くのも難儀なことであろうと推察します。
   
子ども達が単元内容をどこまで理解し定着しているか確認を行い,学年末に於いて年度内に教わるべく内容が未履修で内容にしなければなりません。
コロナが生んだ歪みの年代にしてはいけないのです。

今後の新しい生活様式・学校のあり方が問われてきますが、デジタル学習・タブレット端末の準備と子どもの新たな学習環境作りを丁寧に考え導入していける様にしなければなりません。

子ども達の心の根っこにある気持ちは,クラスメイトとの繋がりを求めています。
皆と同じ環境下で学習をして欲しいと願っています。
子どもが安心して学習に取り組めるのは、他の子との繋がりから始まります。
子ども達が最も求めているのは、[友だちと一緒に遊んだり、多くの体験・活動をしていく。]ことでしょう。

学校教育法
第二十一条 義務教育として行われる普通教育は、教育基本法平成十八年法律第百二十号)第五条第二項に規定する目的を実現するため、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。
一 学校内外における社会的活動を促進し、自主、自律及び協同の精神、規範意識、公正な判断力並びに公共の精神に基づき主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。
二 学校内外における自然体験活動を促進し、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。
三 我が国と郷土の現状と歴史について、正しい理解に導き、伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する態度を養うとともに、進んで外国の文化の理解を通じて、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。
四 家族と家庭の役割、生活に必要な衣、食、住、情報、産業その他の事項について基礎的な理解と技能を養うこと。
五 読書に親しませ、生活に必要な国語を正しく理解し、使用する基礎的な能力を養うこと。
六 生活に必要な数量的な関係を正しく理解し、処理する基礎的な能力を養うこと。
七 生活にかかわる自然現象について、観察及び実験を通じて、科学的に理解し、処理する基礎的な能力を養うこと。
八 健康、安全で幸福な生活のために必要な習慣を養うとともに、運動を通じて体力を養い、心身の調和的発達を図ること。
九 生活を明るく豊かにする音楽、美術、文芸その他の芸術について基礎的な理解と技能を養うこと。
十 職業についての基礎的な知識と技能、勤労を重んずる態度及び個性に応じて将来の進路を選択する能力を養うこと。
 
 
上記の学校教育法に基づき、子ども等は、創意工夫を重ね,子ども相互の関係を密にしながら、社会の縮図として存在する学校から多くのことを学び、成長していきます。学校行事や課外活動・遊びの活動の中から人間形成されて行くことは言うまでもありません。
コロナウイルスにより、この子等が学ぶべき要素を失う事実を最小限に留めるよう知恵を出し合っていかなければいけません。

学校現場は、子ども等の素直な気持ちに寄り添い、感性・意欲を高めていける様、力添えして欲しい。

< 小川先生ブログ⑳(5月24日)  |  一覧へ戻る

このページのトップへ