HOME > ソフィアキッズブログ > 6ページ目

ソフィアキッズブログ 6ページ目

小川先生ブログ⑲(5月17日)

小川先生ブログ⑲(5月17日)

2020-06-11.png

ソフィアキッズ大倉山の学習環境が変わりました。

2人掛けの机を基本として、学習に集中する子へのアドバイス・指導が充実できる様になりました。机の向きも工夫しスタッフが全員の顔を見れる様にもなりました。
子ども一人一人の安心感にも繋がりますね。

そして、床もマットを全面敷き直し清潔感があり、落ち着いた取り組みが出来るよう色合いにも気を配りました。
部屋が広がった様にも思えます。不思議ですね。(笑)
 
『ソフィアキッズ大倉山』は、子どもの学習への取り組みや落ち着いた生活環境を意識して新年度生を多く迎えることが出来たのです。

子ども達は普段と変わらず自分のテーマに沿った学習をやり遂げて、和室にて本を読んだり、お友だちやスタッフと一緒にカルタやトランプ遊びをして気分転換を計っていますが、今まで以上に課題を多くこなして行く子が増えたのを実感として感じています。

こちらからの問い掛けに対しても素直に応えてくれる様になったのも学習生活環境の変化に伴ったものかなとも思います。

子ども達が進んで学習に取り組み、保育して行く新しい学習塾形態を備えた「ソフィアキッズ大倉山」にお子様を是非お預けください。
保護者様の要望に応えて責任を持ってお子様の成長の一助となる様、スタッフ全員でその子なりを見守っていきたいと思います。
 
さて、ご家庭の学習環境・生活環境は如何ですか?

コロナウイルスの影響で、家庭環境にも変化があったかと思いますが、お子さんの学習環境は整っていますか?
お子さんの部屋があるのは良いのか悪いのか?
ご家庭の方針にもよりますが、私は無い方が総合的に良いのかなあって思います。

学習環境については、家族が集まるリビングで充分です。リビングが良いです。

保護者の方も忙しい中でお子さんと声を交わす時間もわずかだと察します。

お子さんの学習の進め方や学校が求めていることをお子さんを通して理解できているでしょうか?

保護者の方がお料理を作りながら、お子さんに語り掛けたり、お子さんが勉強を進める姿を見守る(さり気なく)環境って、子どもにとってとても安心感を深く感じる環境ですね。

お料理を作っている時でも、時には手を休めて、声を掛けてあげたり、お子さんの隣りに座って質問をしてあげることにより、子どもの学習意欲は必ず増して来ます。
子どものやる気スイッチが自然とついてくるものなんです。   

生活環境に於いても、その子なりを認めてあげる空間があることにより、心も安定し情緒面でも落ち着きが見られるようになるでしょう。
『居場所』があることが成長の支えになっていきます。
顔を見れば勉強勉強と言っていらっしゃる方はいませんか?子どもの気持ちに寄り添ってあげましょう。子どもも子どもなりに勉強の必要性を知っています。

新しい生活様式ではなく、今までにもあった家族の生活様式を見つめてみましょう。

=家族に守られている安心感から、子どもの豊かな成長の歩みがはじまります=

小川先生ブログ⑱(5月10日)

小川先生ブログ⑱(5月10日)

数字は魔法の力と技を持っています。

数字で伝えると曖昧な表現も明確に伝えることが出来ます。
そして、具体的な目標数値が出る事によって行動規制を自ら考えることが出来ますし安心感が生まれますね。

今回のコロナウイルス自粛の「出口」探しから大阪府知事の示した行動力・判断力は評価すべきです。
数値の表し方には疑問視を持たれている方もいる様ですけれど、目標数値があるからこそ人の行動様式・表現力が左右して来ます。
数字が表現する魔法の技ですね。

コロナウイルス対策の為に皆んな皆、当たり前の様に体温を測定して手洗い・うがい・消毒を自ら進んで行い、本来あるべき行動の姿を思い出させてくれました。
しかし、早く「三密」による不自由さをそろそろ開放して欲しいと願っています。首相は「スピード感を持って対処する。」と発言していますが、あまりにも曖昧で、アベノマスクも特別定額給付金もいつになるかわからない現状。

「見える化」を多くの方が望んていたのは事実です。

 ソフィアキッズ大倉山でのお勉強の時、
「もう少し時間があるから、◯◯君の苦手な問題しようかな。」
「・・・」
「さあ!この問題出来るかな?」
「え〜!なんで先生はぼくの苦手な問題わかるの?」
・・・なんとも楽しい時間が過ぎて行く。
ズバリ当たり、間違いが数問!
「あわてないで、こう考えて解いてごらん!」
基本に戻り、考え方・物の見方を再発見することが出来ました。
定着することにより苦手意識も直ぐに克服できる様になります。言葉が伝える魔法の技です。

私はソフィアキッズ大倉山に出勤しない時は、ご家庭に訪問してお勉強を学ぶ時間も作っています。
一対一の個別指導は、子どもの学習意欲・状態に合わせながらお勉強を進めることができます。理解を深めるだけではなく、子どもの学びの意識を高める有効性がたくさん備わっています。   

ある日、学習を進めている時に、
「なんだか眠くなって来ちゃった!」と、生徒からの悲痛な叫び!
「これからメインディッシュだよ!」と応えるも、
「今日はデザートはお腹に入らないかも!」(笑)
と子どもと言葉のキャッチボール⚾️
そんな時は
「今日はデザート抜きだな!」と言いながら、メインディッシュを深く教えてあげると子どもも満足気でいつもと同様のペースで課題をこなしていってくれました。

時には、カードゲームやオセロで気分転換!

子どもに寄り添い信頼感を深めることにより、魔法の技が生きてきます。
  
信頼関係を高めて行く中で、学習の楽しさを身につけていきます。学習面で「法則」を見出させることで、目標数値が自然と現れてきます。

ソフィアキッズ大倉山でどんな魔法の技と出会えるか楽しみにしてくださいね。

小川先生ブログ⑰(5月3日)

小川先生ブログ⑰(5月3日)

公立学校の一斉休校が長期化しているところを踏まえて、9月入学制度の考え方が浮上して来ました。

前々から社会・経済のグローバル化から話題になって来た問題でもあり、この機に議論を深めていく事も必要な事であるかと思いますが拙速は避けたいですね。

大学をはじめ、小・中・高校の受験内容は履修学年までの内容で対応する事も出来るであろうし、指導要領に示された内容を短期間に総て現学年生徒・児童に無理やり教えむ事は避けて欲しいと思います。
現段階においてだらだら収束状況を把握している状態ではなく、長いスパンでの休校・休業を伝えるべきです。
その状況を経て、経済界・大学・高校・中学・小学校・幼稚園等々の受け止め体制をしっかりと見据えていきながら9月入学制度化を考えていくべきだと思います。

双方向オンライン授業が可能な学校と設備が整っていない学校では、学力の差が当然生まれて来ます。
地域・学校間での学力差が生まれない様に対応策を慎重に考えて欲しいとも願います。
教育現場は知識を教える事も大事ですが、子ども等の主体的な学び方に視点を充てるべきです。格差が生まれない様に学校現場でのライン学習に期待します。


「読み聞かせ」の重要性を改めて考えていきましょう。

『あくたれ ラルフ』作者ジャック・ガントスさんは、
「私は、小学校ではあまり作文は書きませんでしたが、いつも本を読んでいました。小学校時代は4回転校したので、いつもクラスの新参者でした。当時、1番楽しかったのは、先生がみんなに本を読んでくれたことです。

「自分が知っていることについて書けばいいんだよ。」と言う先生の言葉を活かし、ワクワクするようなことを経験し絵本を書かれてているようです。転校を繰り返す幼い子の心に勇気や希望を与えていった(読み聞かせ)の力は絵本作家へと導かせる力になっていったのでしょう。

中学生向けの読み聞かせ活動の団体に加入している私の知り合いの方は、
「・・・一見すると中学生には優しすぎるような内容ではありますが、活動後に感想文を書いてもらうと、生徒さんたちは皆、話の展開をしっかり追い、(ドキドキした)(意外な結末にびっくりした)(主人公は◯◯したら良かったのに)と、素直に楽しんでくれている様子が伺えます。・・・

なんでもスマホで調べられ可視化出来る情報の中で生きる今の中学生にとって、耳から入る言葉によって自分なりのイメージを膨らませながら話を聞くと言う体験は、貴重な機会になっているのではないでしょうか。
想像力が付きます。
語彙力も付きます。
知識にもつながります。
そして、人の話に耳を傾けるという集中力も付きます。・・・」と語っています。

人の声で語られる話は何よりも耳に心地よいものです。平易で美しい日本語で語られる習慣を持つことは、ストーリーを頭の中で追い興味を深めていくことでしょう。

親子で読んでお話をアレンジしていくのも楽しいですね。と語る作家もいますね。面白い。
この観点については、今後のブログにてお話しさせて頂きますね。

ソフィアキッズの子ども等は、読書に親しむ習慣を身につけています。

小川先生ブログ⑯(4月26日)

小川先生ブログ⑯(4月26日)

新型コロナウイルス富山市の小学校で児童3人と二十代の担任の教諭がコロナウイルスに感染したとの報道や5月31日まで休校措置を延長すると発表した県も出てきましたが、神奈川県も東京都の判断に追随する形で厳しい判断もされていくことでしょう。
ますます子ども等の学びの場が危うい状況にありますね。そして、学力差は自ずと生まれてくることでしょう。

命を守り合うために、ゴールデンウィークをどう過ごすかが鍵でもありますが、不要不急の外出は避けてご家庭で過ごす事が重要です。 
家庭内感染のリスクが高まっていると耳にする様にもなって来ましたので、お互いの気遣いも必要になるかと思います。
体温の測定・手洗い・消毒を徹底して感染予防に努めていきましょう。

ソフィアキッズ大倉山でお預かりしている子たちは、思い思いの課題を一所懸命自らの力で取り組み力を伸ばしていますが、「音読」を毎日の様に取り入れている子がいます。

音読は[自分が声を出して読むことにより、そのエネルギーが内容理解を濃くさせて、物語や詩の世界の中にストレートに入り易い]です。家庭の中で過ごす時間が多い今、時には声を出して読む事も取り入れてください。
そして、『読み聞かせ』の時間も作って行きましょう。
ソフィアキッズ大倉山での保護者様にはお迎えの際、『読み聞かせ』を奨励する場面があります。

「読み聞かせ」の良さはいろいろありますが、
① 読む人との心理的距離が近くなり、信頼関係が強められる。
② 読む人の感情表現と重ね合わせ、話の内容をわかりやすくなる。
③ 思考力・想像力が膨らませられる。
④ 言語力向上に役立てられる。
⑤ じっくり聞く事で心理的充足、心の落ち着きが得られる。
⑥ 挿絵からも物語の背景を感じ取れますね。
⑦ 読み手(保護者)も自分が忘れていた世界観を伝えたり、呼び覚ます事ができる。
⑧ 話を聞く事自体の有効感を体感し、人の話を聞ける子が育つ。
⑨ 何より子どもが真剣に聞いてくれる。嬉しさ!を味わえる。
など挙げられますね。

聞き手(子ども)にとっても読み手(保護者)にとっても果てしないパワーや可能性が湧いてきますね。そして、親子のコミュニケーションツールになること間違いなしです。特に小さいお子さんは、読んでもらうことに喜びを持ち真剣に耳を傾けてくれますよね。
他にも多くの利点・喜びがありますので、後日お伝えしたいと思います。

今回の自粛の中で、ご家庭の中での過ごし方の一つに『読み聞かせ』を取り入れてみましょう。

小川先生ブログ⑮(4月19日)

小川先生ブログ⑮(4月19日)

個別授業で2年生の「国語」の勉強を指導させて頂いた。なんとも懐かしくもあり愉しく豊かな時間が流れていった。

私が勤務していた小学校では、教科担任制のシステムを導入していて理系・文系の先生が担任として両学級児童の生活・教科を担当し、国語算数以外の教科は専科の先生が指導していた。

私は高学年を受け持つ事が多く、理科専科・理系の担任として算数を指導する事が多かった。
低学年の担任を担当した事があったが、数年間の短い経験だったので思い出深い。
低学年の担任は算数・国語・生活科を中心として児童と共に学習する事が出来た。

お弁当の時間には「本の読み聞かせ」をするのも楽しい日課であった。
しかし字も上手に書けず文章表現力も独特なので児童の学習の妨げになったのではないかと反省しかり。
今も卒業生に会うと「オガセンに教わって癖字がなかなか抜けないよ!」と杯を傾けながら彼らと当時を回想する事がある。
 
ソフィアキッズでの指導の際、その頃に指導した内容の一コマが思い出されウキウキしてしまった。

『短い文を書く』と言う大単元の「かなづかいに注意して書こう」の学習

その子は「(え)(へ)(い)のどれかを書き入れて、言葉を作りなさい。」言う問題では間違えも無くスラスラと答えてくれましたが、「(お)(を)(う)を書き入れる問題」では頭を抱える場面がありました。

そこで思い出したのが、昔々児童等に覚えさせた言葉
[とおくの おおきな こおりの うえを おおくの おおかみ とおずつ とおった こおろぎ ほお ほおずき ほのお](遠くの 大きな 氷の 上を 多くの 狼 十ずつ 通った コオロギ 頬 ホオズキ 炎)

お段の長音の特例ですね。
後半は何ともややこしいけれど、歌の様に口ずさみながら覚えて仕舞えば国語の勉強も愉しくなりますよね。   
懐かしく感じられた方もいらっしゃったのではありませんか?

そして、「こそあど言葉」の学習
身体がムズムズしてきませんか?特に指がムズムズして来ますよね。
自分の近くにあるか・相手のそばにあるか・両者より遠い所にあるかによって、指示語の使い方が変わりますね。
「こそあど言葉」は物事を指し示す働きを持つ言葉ですから、理解を深めさせるためにも身体を使って表現しながら覚えさせていきたいですね。

駅のプラットホームでの駅員さんではありませんが指差し確認をさせていきましょう。
「ここ」「そこ」「あそこ」

小川先生ブログ⑭(4月12日)

小川先生ブログ⑭
2020-05-23.png

4月7日(火)に『緊急事態宣言』が発出され緊急事態措置を実施すべき区域の一つに神奈川県が指定されました。
神奈川県知事は「施設の利用制限は外出自粛の効果を確認し段階的に取り組む」と早期の休止要請には否定的な考えを述べていましたが、4月10日(金)に国と東京都の考え方が統一された事から歩調を併せて学習塾・スポーツクラブやゲームセンター等運動・商業施設、生活必需品以外を扱う商業施設などの事業を休業要請対象としました。

ソフィアキッズにお子さんを預けている保護者様も対応を真摯に受け止めて在宅勤務やお子様の預け入れの時間帯も慎重に考えていらっしゃいます。
しかしながら保護者様のお仕事の内容やその特性・社会を動かしていかなければならない勤務をされている方も多く、ソフィアキッズでお預かりするお子さんの時間帯も変化して来ました。

私共ソフィアキッズのスタッフは子ども等の健康・命を守る事を一義に考えて、新型コロナウイルスの感染予防対策を徹底して行い、安心してお子様を受け入れられる様、対応させて頂いています(当然の事ではあります。)

保護者様には、児童の体温測定・体調の変化等細かにお知らせ頂き連絡帳に記して頂いています。子どもたちはマスク着用のもと、入室時に手洗い・消毒を徹底し、他の子との距離を離すよう座席表を作成し、「密閉・密集・密接の三密が起きるリスクを徹底的になくす」様、努めています。

他の子との間をあけての学習に配慮し、休憩・遊びも密接しない様注意を払っていますが、子どもたちも保護者様からの指導もあり、おやつを自席で食べたり、無駄なお喋りをしない様自主的に防衛策を講じている姿を見る事が出来ます。

また、朝から定期的に物品のアルコール消毒や窓の開放を常に行い感染予防対策を万全にしています。

ここで忘れてはいけないのは、子どもたちの学習に対する意識の安定化・学力の保証です。

きめ細やかな学習体制を大切に考えていかなければいけません。学校再開も分からない現状、子どもは多くの仲間・異年齢の子等と共に遊び・共に学習していく中でその子の感性を高め成長を促していきます。通常の様な学校再開までまだ時間が掛かりますが、その担い手としてソフィアキッズがあると考えています。

保護者様が安心してお預けいただける様、感染予防を徹底し学習・遊び・散歩の時間を適宜導入し、子どもの成長の後押しをしています。この厳しい時を乗り越えていきましょう。

 (文部科学省は休校中の児童生徒が家庭学習を通じて学力を身につけたと確認できる場合、学校再開後に同じ内容を授業などで扱わなくても良いとする特例の通知を全国の都道府県教育委員会に出しました。)・・・その対応で良いのだろうか疑問です。

対面指導の中から学ぶべきですが、この緊急時にはIT学習が主流となっていくのは学力の保障の観点から見ると重要な対応と考えます。学校再開時には、学級を二分割に分けて登校日・学習環境を設定していったり、校庭の開放など工夫されていく事でしょう。子ども等の学びの場は少なくとも確保していって欲しいと願います。

小川先生ブログ⑬(4月5日)

小川先生ブログ⑬

算数の文章題では、先ず正しく読み取る能力を養う事の重要性を前回示しましたが、今回は答えを導き出す為にどんな点に注意しなければいけないのか考えてみましょう。

①問題文全体を丁寧に読んでみましょう。
問題の意味や何を求めるのか、明確にしていくことが大切です。
と言っても、本をじっくり読み通せないお子さんもいますね。
保護者の方や指導者がその子に寄り添い、一緒に抑揚を付けながら読んであげる事が重要ですね。ジーっと問題文とにらめっこしている子にそっと声を掛けてあげてくださいね。

②もう一度読みながら、必要な箇所にアンダーラインを引きましょう。
ポイントが浮き彫りにされて来ます。
なるべく声を出しながら、どこがポイントなのか気付けるよう指摘してあげる事が大切です。
子どもによっては全文線を引いてしまう事もありますがそれでも良いです。
必要事項が見えて来ます。
段々と要素を絞れる様になって来ますから安心しましょう。

③ そのポイントをプリントの端にメモする事も大切ですね。
書き示すことにより、考え方が整理されます。
必要事項を書き出していきながら頭の中で式の立て方がわかってきます。
書き出す事を億劫がる子にはサポーターが必要ですね。さり気なく言葉で表現しながらメモをしてあげましょう。

④上記メモを基にしていきながら順序立て式に表していきましょう。
メモには必要な要素が凝縮されていますから立式も楽に出来る様になります。
一つの式で表しなさい、と言う場面もありますが、慣れていない子は二つの式を示させた上でまとめさせて行く様にしましょう。
無理に一つの式で表させようとすると混乱して来てしまいます。
算数の苦手意識をより強くさせてしまいます。

⑤速さや体積を求める問題でよく間違えてしまうのが、違う単位が混合している問題ですね。
変換した様子を正しくメモさせる様にしましょう。
例えば、私の家から時速6Kmの速さで20分歩くと、学校に着きます。私の家から学校まで何m離れていますか。
簡単な問いですが、単位を間違えたりつまらぬミスをしない様にさせたいですね。
式 時速6Km=分速100m・・・・この記載が重要です。
100×20=2000    答え.2000m

⑥文章題の最後の文言から糸口を見つけるのも大切な視点です。
例えば、お兄さんが持っているおはじきのうち5個弟にあげても、お兄さんの方が3個多く12個持っていました。二人ははじめ何個ずつおはじきを持っていましたか。
皆さんはどの様に考えますか?

考え方が浮かびましたら、ソフィアキッズにお知らせください。

小川先生ブログ⑫(3月29日)

2020-04-29-2.png

<小川先生ブログ12>

前回は、計算力の重要性について記載させて頂きました。   

今回は、「式」の表し方について書き示したいと思います。 

先ずは下の問題から考えてみましょう。 

①「ある数から4を取って5倍した数に3を加えたら10になりました。ある数を求めなさい。」と言う問題と

②「ある数から4を5倍した数を引いた後に3加えたら7になりました。ある数を求めなさい。」と言う問題とでは、どんな式の違いが生まれるのでしょう。
  
①は、(□−4)×5+3=28
②は、 □−4×5+3=11     となりますね。

文章を順序立てて丁寧に読み取り、既存の学習から得た力(小括弧)を用いて式化する力が備えられていれば①は用意に答えを求めて行く事が出来ますが、②は小括弧は必要ありません。

計算力が身に付いていて、四則演算の決まりを充分に把握していても、式を正しく示していなければ正解を導き出せません。

(4を取って5倍)か(4を5倍)では意味が異なりますね。
文章を正しく読み取る能力を身に付けることが重要です。
 
また、
③「ある数から4を5倍して3を加えた数を引いたら11になりました。ある数を求めなさい。」と言う問題では小括弧の使い方が変わりますね。

□−(4×5+3)=11

問題内容も変わりますし、求める□の数も当然変わっていきますね。
(  )の付く付かない・付ける場所の違いは単純な問題文の読み違いだけではありません。
文章の読み取りの弱さから生まれていますね。
国語の文法とは違った算数特有の文章の羅列を読み取らなければいけません。
上記の①から③の問題も言い回しが少し可笑しくないですか? 

文章題では、
④「たろうくんは、おはじきを何個か持っていましたが4個弟にあげて、残りを5人で分けたら、
一人分が2個になりました。たろうくんは何個のおはじきを持っていましたか。」

⑤「はなこさんは、おはじきを何個か持っていましたが、お友だちに4個ずつ5人にあげたので、残りは2個になりました。はなこさんは、おはじきを何個持っていましたか。」

の様な問題が考えられますね。
式の立て方は似ていますが、考え方が違いますから注意しないといけません。
 
また、
⑥「ぼくは、おはじきを6個持っていましたが、お姉さんから3個もらったので、お姉さんの持っている数と同じになりました。お姉さんははじめおはじきをいくつ持っていましたか?」

この場合、(一つの式に表しなさい。)と言う条件がなければ、以下のように二つの式で表して答えを導き出せば良いです。

6+3=9
9+3=12     答えは12個

考え方が定着していないお子さんは、一つの式で求める必要はありませんね。

ソフィアキッズで学ぶ子等には、問題を丁寧に読み取り、段階を踏みながら答えを導き出せる様に、丁寧に指導を重ねています。

誤答が目立ったり、考え方がわからないお子さんそれぞれ固有の指導で接しています。

小川先生ブログ⑪(3月22日)

2020-04-27.png

小川先生ブログ11

ソフィアキッズでは、学びの時間を重要に考えて、個人の能力に合った学習時間を確保しています。

学校の宿題・保護者様やお子さんが用意したドリル・子どもの学習力学習欲を高める事を目標にした授業(有料)、そして計算力を高める要素として「100ます計算」を導入しています。

「100ます計算」は足し算・引き算の計算力を瞬時に答える力を答えていくのに効果的な方法ですね。
時間を測定して自分の力を確かめる子やまだ始めたばかりだからと時間を測らずに自分の力で最後まで解き続ける子と様々な対応が見られます。
「A君もBさんも同じ問題だから競争してみる?」と言う先生の問い掛けに側にいた若い先生が元気良く「私も挑戦しようかな?」と先生も加わっての計算競争!時には楽しい方法ですよね。

『正しく・早く丁寧に解く!』事は計算練習の重要なポイントですね。
時間を測ったり友と競い合いながら練習を重ねる事は、自分で解く力が他の人との比較でどれだけの力を養っているのか確認していく事が出来ます。
また、授業にしろテストにしろ時間は限られていますから計算で時間を取られるより、問題文を丁寧に読み解法の糸口を見つけ出すのに時間をおおいに使って欲しいですね。

 計算力を高める事はとても重要な視点です。
「掛け算九九の1分間暗唱」や「10になるにはいくつといくつ?」「暗算競争!」「足し算競争:パズル形式」など何人かが競争で答えを求めさせるのも計算力を高める方法の一つですね。

その子にあった方法を見つけて計算力が高められるようにサポートしていってあげましょう。

 また、二桁や三桁の足し算計算・引き算計算の答えを直ぐに求められないお子さんには、筆算(縦書き)で求めていかせましょう。

頭で考え答えを導かせるのも大切な事ですが、あまりにも時間が掛かり過ぎるようなら筆算で求められる様に助言していきましょう。
時間を有効に使う事も大切です。

 縦書きの計算をする時、横書きのノートを九十度回転して使ってみてください。罫線を位取りの線に使えますね。
ノートを半分に折って使うのも一つの方法。折り目の左に式を書き、折り目の右側で計算をする。見易く、後で見直しをする時に効果的ですね。ノートの使い方は計算力向上の一つに挙げられます。

 計算力を高めていく事はとても重要です。
どんな難しい応用問題・発展問題の考え方が分かっていても計算方法がわからず答えを見出す事も出来ないとなると勿体ないですよね。

 式をきちんと書き示す事も重要です。考え方を認められて途中点(△)をもらえる可能性はゼロでは有りません。
この観点については、後日お知らせしていきましょう。

<春休みの外遊び>

外遊び.jpg

<春休みの外遊び>

ソフィアキッズでは、春休みなど長期休暇期間中は毎日外遊びを実施しています。

シャボン玉をしたり、走り回ったり、遊具で遊んだり。

桜が満開の中でおもいきり楽しめたようです^_^

もちろん教室へ戻ったら、よーく手洗いをして消毒をします!

<<前のページへ12345678

アーカイブ

このページのトップへ