HOME > ソフィアキッズブログ > 4ページ目

ソフィアキッズブログ 4ページ目

小川先生ブログ㊳(9月27日)

小川先生ブログ38(9月27日)
 
もうすぐ暦も変わりますが、コロナ禍とインフルエンザの二つの見えないウイルスとの闘いが始まります。ワクチン騒動も存在する中、感染予防に努めながら当たり前の日常が少しでも戻るようにお互い気を配りながら生活していかなければなりませんね。
 
10月からは消費喚起策として「Go To キャンペーン」が拡大化される事になります。観光支援策としてコンサートやイベント・博物館見学そして飲食ポイント還元が開始される様になりますね。楽しみも増える反面、どうなっていくのだろうと不安も過ります。
私の卒業生の中にも飲食店を開業している子がいますが、回転して行く難しさを抱えてこの9月末に店を閉める判断をしました。この様な事実が多く見られ始めている中、キャンペーンを有効に展開していって欲しいと思います。
 
いろいろと問題視されているGoTo トラベルも東京都も加わり、人の行き来が頻繁に行われるようになり、駅構内・空港等で多くの人が行き交う事でしょう。「三密を避ける」今の常識をお互いが強い意識を持つことから数値の変化が現れます。
 
学校現場ではリスクを考えて、夏季教室はもちろん修学旅行や社会科見学も見送る学校が多く見られます。
横浜市では修学旅行の実施は学校が判断すると言う事になっていて、同じ横浜市内の学校によっても対応が異なる様です。朝日新聞に目を通していると、小学校の3割・中学の4割が8月末時点で中止を決めて、他は延期・実施もしくは検討中の状態であると報道しています。
 
学校側の対応も已む無しとは思うものの、子どもらの思い出作りになるよう、縮小してででも出来る範囲の中で幅を広げていって欲しいと願います。
 
子どもらの声に耳を傾けると、
「勉強ばかりで面白くない。」
「みんなと思いっきり遊びたい。」
と純粋な気持ちを語っています。
 
9月に2泊3日で京都・奈良へ行ったM 中学校は伝統芸能などの体験活動は総て中止し班行動の際は出来るだけ歩いて回った様です。
その校長は、「予想以上に空いていて密にならず、ゆったりと見学できた。生徒の喜ぶ顔を見ると実施して良かったと思う。」と語っています。生徒たちも、「行けるかどうか心配したけど、いい思い出になった。」と率直に喜びの声を伝えていた。嬉しい声ですよね。
 
大学生に至っては、未だにオンライン授業ばかりで学ぶ機会を奪われてしまい、大学に籍を置く意味を見直そうとする学生が多く存在しています。Go To トラベルも良いが教育現場の学校間格差を是正して多くの児童・生徒が伸びやかに生活できる様、立て直しを早急に行なって欲しいと願います。
 
私立小学校受験の時期に入りますが、受験傾向はどの様に変わっていくのでしょう。
 
公共交通機関を使う家庭は密を避ける為に少しでも空いている路線を選ぶのではないでしょうか。上りより下り路線?
 
現在も私立小学校に通う多くの児童は、小さい身体にランドセル・ナップザック系バッグを背負い一般の社会人にはさまれながら満員電車に揺られ、駅に止まる毎に押し出される様な経験をしています。そして、最寄駅を降りた後しばらく歩いて校舎に辿り着く状況が現実です。
 
この様なコロナ禍の中、リスクの高い状況下で幼き子をわざわざ通学させる価値があるか学校選択について検討してほしいと願います。
 
神奈川県下の私立小学校の中には考査日を変更した学校もあり、受験校選びも慎重にならざるを得ません。兎にも角にも幼き子の将来を慎重に考え、進学先選定をしていきましょう。

小川先生ブログ㊲(9月20日)

2020-10-13.png

小川先生ブログ37(9月20日)

学習意欲を刺激する方法はいろいろあるかと思いますが、ただただお尻を叩くだけでは効果的ではありませんね。

①子どもの能力に合わせて目標を提示しながら問題集を与えてみましょう。

保護者や先生がそばについていないとどうしても勉強に取り組めない子にレベルが高すぎる問題集を与えても、解法の仕方がわからないので学習意欲すら生まれてきません。
子どもがある程度スラスラ解ける問題集から始めてみましょう。だんだんと自分の力で解く事ができるようになり、勉強の楽しさを味わえるようになります。

そして重要なことは、一冊の問題集を総て行わせることです。そこには一つの達成感が生まれ、難易度の高い問題集への憧れ・目標も明確になってきます。
子どもの学習意欲を注ぐような課題を提示しているか見直しをしてみましょう。
学習習慣が身につく事により自ら積極的に取り組む意欲も自然と現れてきます。
「分かる」を「出来る」にさせていく事が重要なポイントになります。

②リズムとテンポを考えながら学習する機会を作っていきましょう。
大人もそうですが、同じ内容の作業をしていると飽きが来て、モノの考え方が希薄になる事がありますね。
子どももいつも同じ問題・分野を行なっていくと学習への拡がりが生まれてきませんね。そして学習する面白さがないのでそれだけ済ませれば良いのだろうと、勉強の義務化だけが存在し自ら進んで学習する姿勢すら失っていきます。

テンポ良く発展的な学習や見栄えの違う問題を提示することにより、学習の面白さや感覚を肌で感じ脳を刺激していきます。
のんべんだらりとした学習時間は単なる浪費となる場面になってしまいます。しかし、あれやこれや多くの視点を提示することは定着度に問題が生まれてきますから注意しましょう。

③学習時間を決めて行うか?内容の目標を設定して学習に取り組ませるか?
用意した学習が終わったら、まだ時間があるからこの問題もやりなさい!は危険ですね。
子どもも学習計画を立てて取り組んで行ったのですから、矢継ぎ早に次の課題を無理強いしていくと次に繋がりません。 
早く出来たね。よく頑張ったから遊んでおいで!で良いじゃないですか。

学習時間を決めて取り組ませようとすると時計を見い見い勉強することになり、机にきちんと向かっているが心はそこにあらず!ですね。時間がもったいないです。
時間を設定するなら、課題の提示の仕方を工夫しないといけません。
時には保護者の方と計算競争も取り入れると楽しいですね。子どもも闘志剥き出しで面白い結果が生まれます。保護者の方にも脳トレ感覚で新しい感覚が生まれますよ。

④何より、子どもの心に寄り添いながら
うちの子はゲームばかりしていて困っちゃう!などぼやく前に子どもの気持ちや力を認めてあげているか、保護者側の振り返りが必要ですね。

怒るのはこちら側の感情そのままを表している姿です。子どもの気持ちを受け止めての行為ではありません。
子どもが学習しない理由・学力が安定しない要因に気付きサポートしてあげる鷹揚な気持ちが欲しいです。

保護者の方との語らいの場は確保できているでしょうか? 
子どもと向き合い語り合う時間が子どもの心を安定させる豊かな時間となり、保護者の方の思い・が伝わるようになってきます。語らいの場は、子どもに安心感・高揚感を与え個性を伸ばし、その子の人格形成の場となっていきます。

ソフィアキッズ大倉山の子等には、その子の学びの姿を尊重しながら学習の楽しさ・喜びの瞬間を味わってもらいたいと思います。

小川先生ブログ㊱(9月13日)

2020-10-07.png

小川先生ブログ36(9月13日)

先日プロ野球中継をテレビで見ていたら、外野に抜けるかと思う強いライナーを内野手が瞬時に反応して横っ飛びでボールをグラブに収めると、直ぐに立ち上がると同時にファーストへストライクボールを投げて、見事にアウトにするプレー⚾️とても華麗な守備に思わず拍手をしてしまいましたが、
解説者の一人が、
「すごい身体能力ですね。子どもの頃からボール遊びをしていたのでしょう。」
と選手のボールへの反応とボールをキャッチしてからファーストに投げるまでの一連の動作を見て、驚嘆の声を上げると共に、選手の能力に絶賛の声を上げていました。

また、白血病で長期休養していた池江璃花子さんは先日女子50メートル自由形に出場して10月に行われる日本学生選手権の参加標準記録を突破して、594日振りの復帰レースを見事に泳ぎ切る事が出来ました。彼女の力強い泳ぎは同じ病気で闘う人へ力になりましたね。

池江さんは3歳の頃から水泳を始めたようですが、お母様ご自身が水泳をしてきた経験から厳しい練習が多い水泳は行わせたくなかったもののバレエや他の習い事向きではないとの判断なのか水泳を行わせるようにしたようです。
池江さんは、水泳がとても好きだったのでしょう。どんな練習にも積極的に取り組む力を発揮して力を付けてきたようです。

プロ野球選手も水泳の池江璃花子さんも幼い頃から経験値を高めて、自分に向いているか判断を重ねながらどんな練習にも耐え抜いて、自然と将来像を描くようになってきたのですね。

保護者がきっかけを作り、無理強いはしないで選択肢をいくつか挙げながらその道に対応させて、幼き子が自らの可能性を信じて練習を積み重ねていって力を蓄えていったのです。

0歳から3歳の育児のあり方が、その子の人格・性格・知識面運動面での力の植え付けに影響を与えている事はいろいろな事象から明確になっています。

人間の脳は3歳までに80%、6歳までに90%、12歳までに100%完成すると言われています。

幼少期もしくは小学校高学年くらいまでに多くの経験をさせる環境づくりから、子どもの成長に伴う選択肢が増えて、その子なりに適した道が自ずと築かれていく事でしょう。

正に経験は力なり!

行わないで後悔するか?
経験値を上げて自分探しの幅を拡げてあげるか?保護者の考え方の幅が子育ての重要なポイントになります。

私の失敗談を一つあげるとするならば、娘に自転車に乗せる機会を逸してしまった事です。
もう成人していますが、今でも怖がって乗ろうともしません。(でも一輪車は上手でしたよ。)親として危ないから自転車に乗らせなくても良いと勝手な思い込みから経験値を一つ奪ってしまったのです。
自転車に乗れるようになって危険か安全かを判断するのは娘自身だったのです。自転車に乗れるようになれば、生活面でかなり役立つことも多く生まれたのではないかと申し訳なく思っています。

ソフィアキッズ大倉山の子等にも多くの経験を味わえるように声掛けを大事にしていきたいと考えています。 
教室内でも経験値を高める学習・生活環境は多くありますね。
子ども一人一人が取り組んでいきたいと思える課題を、スタッフと協力しながら考えていきたいと思います。

器用性を高める・巧緻性を高める・思考力を高める・根気を育てる・・・

お部屋の中で彼らの成長を支え育てる内容はいっぱい転がっていますね。可能性の鍵を開いてあげるように問題提起していきたいと思います。

小川先生ブログ㉟(9月6日)

2020-09-29.png

小川先生ブログ35(9月6日)

子どもの学習状況を見ていて、「この子は正しい答えをすぐに導いてくれるであろう。」
「この子には、少し難しい問題かな。」と思いながら、問題を解かせていくと、全く異なった反応を示す場面が往々にしてありますね。

前者の場合、能力が高く、算数的思考力も高い子だから、適切な論理に基づきながら答えを導いてくれるであろうと思って解答用紙を覗くと、
1、考え方は合っていたが計算ミスによる間違えがある。
2、文章の読み違いから、正しい式を描いていない。
3、時間配分がきちんと出来なくて、一つの問題に多分な時間を掛けてしまった。
4、早とちり・数字が読みにくい・単位間違え・・・
など、「出来る子」だから「出来る」とは限りません。
既習の知識を引き出すと共に、石橋を叩くが如く丁寧に書き示しながら正しい答えを容易に求める様にして欲しいですね。
勿体ない!

後者の場合、よく努力しているものの結果に現れない子がいますね。
一つの考え方や定理を把握しているものの引用の方法が掴め切れていない子の場合、すべての問題に対応する事が出来なくとも、
1、計算を丁寧に行い、時間が掛かるが適切に求められた。
2、問題文に線を引きながら、ヒントを見つけ出していた。
3、お勉強してきた基礎知識を駆使しながら答えを導き出していた。
など、成功例をいくつかみる事が出来ました。

この子には難しいだろうと考えられた問題でも、道筋立てて考えたり、整理しながら一つ一つ丁寧に書き求めていくことから正解を導き出す事が出来ます。
この子には難しいだろうと思い込んだり、レッテルを貼ってはいけません。

多くの成功体験を子ども等に持って欲しいですし、その力をおおいに褒め称え今後に向ける自信に繋げていって欲しいです。

また、まるっきり勉強に集中できない子への対応を考えてみましょう。

どの教科・どの問題を出されても、自分の力でしっかり答えを求めていこうとする姿勢が見られない子がどこにもいますね。
学習環境・生活環境が違いますが、そんな子が昔より増えているかもしれません。

そのようなお子さんには、椅子に座る時間を10分から30分座る習慣を付けさせる工夫を考えてみましょう。
学齢により対処の違いは生まれますが、その子が興味を持ちそうなパズルや迷路・形作りなど、まずは机に向かわせる習慣作りを作る事が重要です。

学力を上げさせることは、後々行っていく事ができます。学力を身に付けさせるためにも今必要な条件をクリアさせていきましょう。

学校の授業は45分から50分ですね。学校ではどの様な状態が見られるのでしょう。保護者会などで様子を聞いていく事が大切です。

子どもの求めている状態と保護者様の期待心とのズレは常に生じているものと考えていきましょう。
保護者様の気持ちに寄り添った生活習慣・向上心を身に付けさせるためにも、学校・家庭・塾等でのお子さんの姿を把握していけるようこまめに情報を得る状態を作っていく事がベストと考えられます。

小川先生ブログ㉞(8月30日)

小川先生ブログ㉝(8月23日)

2020-09-26.png

小川先生ブログ㉝(8月23日)

ソフィアキッズ大倉山のスタッフは教育・子育てに熱心な人が多く居て、いろいろお話をさせて頂く中で学ぶ事があり愉しい時間を過ごさせて頂いています。スタッフの一員に入れて頂き有難い思いです。

この一週間を振り返り(私の出勤は2日間)学習面での会話の中から拾ってみると、
「この問題集は、・・・な良さがありますね。」
「この問題を勉強した後に、どんな問題とつなぎ合わせていったら良いでしょう。」
「演算記号をを用いた中学校受験問題を探しているんですけれど・・・」

子どもの学習を個別に見ていく中で、その子の得手不得手を把握すると共に、課題の与え方について丁寧に見定める事が出来ますね。
また、宿題や発展的な学習に展開する際、今学習している内容に即しながら問題を提示し、確実な理解の定着を図ってもらいたいと言う願いが込められていて、児童一人一人の学習に責任を持って接していく姿が読み取れます。

子どもとの関わりの中でも、
「あなたには簡単すぎる問題だね。保護者の方と相談してみるね。」
「今日の目標が終わったら休んでも良いんだよ。」
「今、先生に何と言ってドリルを渡したの。先生の目を見て、お願いしますと言うんでしょ。」
「お部屋に入る時は、何と言うんだっけ。失礼しますだよね。」

保護者の方々へ、その子の力をはっきりと本人に伝える要素も含めて、その子の能力に適したドリル・問題集の検討を促したり、家庭学習で盛り込んで欲しい内容を伝えています。

子どもの自信にも繋がる言葉添えがあり、その子なりの向上心も植え付けられて来ます。

連絡帳や保護者面談で伝える事もありますが、子ども自身が保護者の方に伝えることにより、親子の信頼関係・会話を通して発見していく要素も増えてくる事でしょう。

また、答え合わせをしてもらう時に、先生に投げかける言葉や入室の時に声を掛ける必要性を伝えていくことにより、子どもは当たり前の動作として、相手を敬い尊敬して接する気持ちや素直に表現する力も身に付けていきます。

その姿・心得・作法が身につく事から、日常の生活習慣の中に当たり前の動作として表現してくれる事でしょう。

家庭や学校で見落としてしまいそうな一面も、多くのスタッフ(3〜5人程度のスタッフですが)の目で見守る中で、見逃せないその瞬間・行動を捉えることができます。

そんな中で私等が慎重に考えていかなければならないのは、
①長時間きちんと座れない子の指導
②鉛筆の持ち方が悪い子への指導
③座り方の悪い子への指導
④おやつの食べ方への指導
⑤周りの人への心配り・状況把握の指導
などの気付きが多くあります。
 
スタッフの考えを基本としながらその子を見つめ育て、充実した生活習慣を身に付ける様に関わっていますが、学校での様子・家庭での様子を把握しつつ、状況によっては、カウンセラーの方の力も必要とする場面もあるかと思います。

その子の成長過程に関わる一人として思う・・・

小川先生ブログ㉜(8月16日)

2020-04-27.png

小川先生ブログ㉜(8月16日)

わずかな夏休み期間も保護者の方々が仕事に行かれる関係で、今日も朝早くから多くの子ども等がソフィアキッズ大倉山のお教室に集まって来ました。
子ども等は、入室後、手洗い・消毒を済ませてから各々の連絡帳に今日学習すべき内容を記入して行く。ドリル・本読み・eトレ・・・
子ども等が一生懸命に学習に取り組もうとする気持ちが伝わって来ます。

ある子は、学習準備が整い、学習の順番も決めた様で、早速スタッフを呼んで、「本を読むから聞いてね。」と本読みから始めました。この子は本読みが好きなのでしょう。読み方もしっかりとしていてスラスラと感情を込めて読む姿は自信あり気で堂々としていました。

ある子は、保護者が用意してくれたドリルを行い始め、自分で答え合わせをしたかと思うと直ぐに別のドリルへと・・・熱心です。・・・早く勉強を終えて自分の時間を作ろうとしているのかな^ - ^

ある子は、塾の宿題を黙々と進めて、答え合わせは見てあげるものの赤丸やバツを付けずに、説明を加えてあげたり、褒めてあげたり・・・この子も計画性が身に付いているので時間の使い方がとても上手で、下級生のお世話もしっかり出来ていますね。

そんな子ども等の姿を見ていると楽し気に課題をこなしている子が多いので安心しています。

勉強に集中できる時間も固有ですが、10分と座る事も出来ない子もいれば、人が声を掛けなければ黙々と鉛筆を動かし続ける子も存在して面白い。
でも、疲れた様子を見せ始めたのか、「このプリントが終わったら、休憩するね。」と言ってくれる子もいれば、「先生もう少しがんばるね。」とスタッフに百マス計算プリントを用意してもらうも手つがず状態(笑)の子も。そんな時に、「◯◯君がやらないんだったら、先生がやっちゃおうかな。」と言うと、子どもの方が一枚上手か、「先生良いね。先生待っていて!」子どもが持って来たのはストップウォッチ⏱
「先生はじめ」子どもの合図で計算をし始めると、集まる集まる。私の周りにあっという間に教室中の子どもが集まり三密状態(危ない!)
計算が終わると採点係?の子が、「7+5は12だよね。先生間違った!」と鬼の首でも取った様な喜びの声。丸付けをしてくれる子もいて、気分転換終了!子どもの苦労も時には経験しないとですね。

「プリント何枚目?」「ぼくは14枚目だよ。」「ぼくはまだ12枚だから直ぐ追いつくよ。」と声を掛け合い、目標枚数をしっかりやり遂げていこうと、お友だちと励まし合って取り組んでいる様子。
勉強を無理矢理やらされている感がなくてとても愉しい時間が過ぎていきました。

もう明日から、多くの学校で新学期が始まります。

 『忘れ物』   高田敏子
   入道雲にのって
   夏休みはいってしまった
   「サヨナラ」のかわりに
   素晴らしい夕立をふりまいて

   けさ 空はまっさお
   木々の葉の一枚一枚が
   あたらしい光とあいさつをかわしている

   だがキミ!夏休みよ
   もう一度 もどってこないかな
   忘れ物をとりにさ

   迷子のセミ
   さびしそうな麦わら帽子
   それからぼくの耳に
   くっついて離れない波の音

久し振りに会える友と豊かな学校生活を送ってもらいたいと思います。新しい生活様式・文化を守りつつ・・・

小川先生ブログ㉛(8月9日)

2020-09-10.png

いつもの夏とは違った夏を迎えました。子ども等が楽しみにしていた夏休みも極めて短くなり、帰省も旅行も制限しなければなりません。保護者の方々も子ども等の純粋な気持ちを思いやりながら、我慢をさせたり言い聞かせていくのも苦労の一つでしょう。

ソフィアキッズ大倉山では、午前中に学習の時間に集中させて、午後は読書やイベントなどの時間を取り入れながら子ども等の気持ちを高揚させてあげられる様工夫を重ねています。
今回のイベントは、コロナウイルス対策・熱中症予防を頭に入れ、お教室内で行えることを考えました。

「ぼんぼんキーホルダーを作ろう!」という企画で行われましたが、子ども等一人一人の個性が出て、とても可愛いキーホルダーが出来あがりました。
作業中も子ども等の真剣な顔と笑顔を見ることができました。夏の楽しい思い出が出来、宝物が一つ増えた喜びを胸に満足気で教室を後にする姿を見る事が出来嬉しく思いました。

個性を大切にする環境は、子どもの成長に強さを与えていきますね。

先日、日本赤十字社神奈川県支部賛助奉仕団の方々と〔コロナウイルスから学ぶ事や学校として対応すべき事柄〕など、多方面に亘ってお話をする機会がありました。
その際、先日ブログにも書かさせて頂いた〔評価と指導すべき内容の取り扱い方法や子ども等の生活〕についても話しましたが「主人公は子どもたちにある。」という話題で盛りあがりました。

子ども等一人一人の感性を重きの一つとして、彼らが求めているもの・彼らに伝えたいもの・彼らから学ぶものを明確化させて取り組ませていかなければならないと強く思います。

子どもを蔑ろにしてはいけませんし、大人の見方・考え方を彼らに押し付ける様な形で行うことに危険性を感じます。
明確な方向性と根拠をわかりやすく明示しながら、子ども等に丁寧に伝え行動する指針を持っていないと今後の学校・家庭の生活環境に溝が出来てくるのではないかと不安を覚えます。
子どもの考えを丁寧に受け止めたり、自発性を大切にしていく事で、実り多き時間が生まれてくる事は確かな事実です。

学校教育現場の中では児童生徒を「主人公」として認め生活することが重要です。
家庭生活の中でも子どもに責任感を持たせて家族の一員としての立場を尊重し生活していく中で今までとは違った行動が見られてくる事でしょう。

大学生の中に現在も学校に来れない子も居て、その子等に向けてリモート授業を取り入れ対面授業と併行して授業を展開している学校もあります。学校に来れない子の中には、学校に行かなくても学習が成り立つと思っている子も存在するのではないでしょうか?
学校は知識教養を植え付けるだけではなく、社会性・他との関わりから人間性・社会構造を形成している姿を学び関わる関係性なども学ぶ場でもあります。来れない子をどう呼び戻していけるかも重大な要素となります。 

新しい生活様式の中で、子ども等の気持ちに寄り添い有益な時間・環境を与えていくことができるか?考えていきましょう。

主人公は子どもたちです。

小川先生ブログ㉚(8月2日)

donguri.jpg

小川先生ブログ㉚(8月2日)

コロナウイルスの感染者数はまだまだ増加影響にあり、秋から冬にかけて見通しの立たない状況が生まれるのではないかと危惧します。
そのような状況でも経済は回さなくてはいけませんし、各学年に応じて指導すべき教科内容、行事や特別活動を通しながら社会性や人間力を育てていかなければなりません。
そのような状況下で考えなければいけないのが『評価』の在り方についての考え方です。

文部科学省は「家庭学習の成果を学習評価に反映することができる」とする特例の通知を出しています。つまり、休業中に学校から出された課題の提出と小テストなどにより結果を評価していくことが可能なのです。
神奈川県では、家庭学習の取り組み状況で(努力を要する生徒)には、適切な補助指導を加えた上で評価していくよう各学校に要請したようです。実技や実験を伴う学習への対応も苦慮しています。
オンライン授業でも検証できない領域がありますので、年度を超えてでも対応できるシステムを考えていかないと経験しないで知識だけが先行することになってしまいます。

高校3年生にとっては1学期の成績も極めて重要となっていきますが、全都道府県の現状・歩みが違う中で従来通りの形態で対応できるのか疑問が残ります。「評価」する事に重きを置き、従来指導すべき内容がなおざりになってしまったら本末転倒です。
未履修の単元が一つでもなくなるよう学校現場で創意工夫を重ねていき、適切な評価法で対応してもらいたいと思いますし、評価はいつでも出来るのです。

三年生の一学期の成績を出す事が難しいケースを考慮して、二年生までの成績を参考対象とすることを検討している学校もあるようです。豪雨災害に見舞われた九州地方の方にとっては進路の話をする様な段階ではないとの話も耳にします。

評価は、「相対評価」・「絶対評価」・「到達度評価」・「個人内評価」と分類されますが、学習への取り組みが各個々人異なっていた今に於いて、学級や学年での順位制が成り立つでしょうか。
今!の評価はあくまでも個人がどのような取り組みの中で、どのような項目・単元に於いて理解を深めることが出来ているか、努力を要する課題がこのような分野で見られる。と言った絶対評価・到達度評価で判定をしていき、各人の努力を認めながら個人内評価を導入していく方向で考えていけば良いでしょう。

私立小学校受験も10月から始まります。
試問内容は各学校独自の判断で作成されていきますが、従来通りの試問はなかなか難しいのではないかと思います。ある校長が、塾での説明会に出席されて、「昨年の試問内容で失敗したのがあります。絵を描かせる問題で、指示者が「ヨーイ、ドン」と言ったらどんなイメージの風景を思いますか。頭に浮かんだ絵を描いてみましょう。」
と言った内容だったようですが、
「ヨーイ!ドン!で運動会のイメージの絵を描いて欲しかったのですが、子ども等は(ヨーイ)という言葉を試問上での合図と勘違いして〔花火〕の絵や〔タイコ〕の絵を描く子がいました。もちろん[❌]にしましたよ。」
と笑いながら話されたとのこと。これが真実ならばとんでもない。こんな説明を耳にして笑われた保護者の方がおられたでしょうか?
どの様にでも取られる試問内容であったとするならば採点から除くのも一つですし、花火やタイコの絵を描いた子も評価すべきだったでしょう。

評価より、〔しなければならないこと・ねばならぬこと〕に眼を向けて、子ども等の意識改革に取り組んでもらいたいと願います。

夏休みイベント開催!

2020-08-06.png

本日夏休みイベント開催!

ポンポンキーホルダーを作ろう♪

個性が出て、みんな違う、素敵な作品が出来あがりました^_^

<<前のページへ12345678

アーカイブ

このページのトップへ